『怪盗グルーのミニオン超変身』新US予告編で『ターミネーター2』パロディ登場 ─ ミニオンたちがスーパーパワー超変身?

『怪盗グルー』シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』より、最新の米予告編映像が公開された。『ターミネーター2』のパロディシーンが見られるほか、ミニオンたちが『X-MEN』のようにスーパーパワーを得る”超変身”の様子が描かれている。
この続編では、グルーと妻ルーシー、そしてルーシー、そしてマーゴ、イディス、アグネスの3人の娘のもとに、ヘアスタイルも表情もグルーそっくりなグルーJr.が誕生する。そんな一家に、大型の凶器と共にグルーたちを狙う敵軍団が突然現れる。
予告編映像では、反悪党同盟のオフィスで何やら誕生日パーティーを進めるミニオンたちの姿に続いて、巨大兵器で街を荒らすヴィランが描かれる。スーパーで買い物中のルーシーを襲って迫り来る謎の女性。粉をかけられて真っ白になるが、表情を変えずにひたすら走ってくる。『ターミネーター』のテーマが流れると、その姿はさながらT-1000のようだ。ただし液体金属型ターミネーターのT-1000が鉄格子をすり抜けていたのに対して、この女性はスーパーの自動扉に阻まれてしまっているが……。
そのほか、ミニオンたちが超人血清を与えられ、スーパーパワーを持つ個体に”超変身”する様子も。巨体化、岩石化、目からビーム、飛行能力、伸縮能力……と、まるでコミックのスーパーヒーローになったようだ。問題は、この”スーパーミニオン”たちが、超能力をイタズラではなく正しい目的に使えるか……である。
『怪盗グルーのミニオン超変身』は、『ミニオン』『ペット』『SING/シング』シリーズのほか、2023年に大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を世に送り出してきたイルミネーション・エンターテインメントが贈る大ヒット『怪盗グルー』シリーズ最新作。2010年公開の『怪盗グルーの月泥棒』から始まった主人公グルーとバナナが大好きな相棒ミニオンたちを中心に物語が展開する『怪盗グルー』シリーズは、2017年『怪盗グルーのミニオン大脱走』で国内興行収入73億円を稼ぎ出すメガヒット超大作へと大成長。最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンたちがグルーと出会うまでの話にフォーカスが当てられた2015年公開の前作『ミニオンズ』は、イルミネーションらしいアトラクション感抜群の破天荒なストーリーと、ミニオンならではの愛くるしいキャラクター性が観客を虜にして、国内興行収入52億円を記録している。
本作はミニオンズの共同クリエイターでアカデミー賞®ノミネート経験のあるクリス・ルノー(『怪盗グルーの月泥棒』、『ペット』)が監督を務め、イルミネーション創設者兼CEOのクリス・メレダンドリとブレット・ホフマン(『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、『ミニオンズ フィーバー』の製作総指揮)が製作を担当する。本作の共同監督はパトリック・デラージ(『SING/シング:ネクストステージ』『ペット2』)、脚本はエミー賞を受賞したTVシリーズ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル」のクリエイター、マイク・ホワイトと『怪盗グルー』シリーズ全作品のベテラン脚本家ケン・ダウリオが担当している。

グルー一家と破天荒なミニオンたちが大活躍のノンストップ・エンターテインメント『怪盗グルーのミニオン超変身』は2024年7月19日(金)から全国公開。