『シャン・チー』『フリー・ガイ』『キングスマン』、ディズニー劇場6作品が公開延期 ─ 動かぬ『クルエラ』はDisney+との同時配信に

米ウォルト・ディズニー・カンパニーが、コロナ禍の影響を受けて、『ブラック・ウィドウ』をはじめとする劇場公開作品6本の延期を発表した。それぞれ、2〜5ヶ月の範囲内で延期となっている。
『ブラック・ウィドウ』と同じマーベル・シネマティック・ユニバース作品である『シャンチー・アンド・レジェンド・オブ・テン・リングス(原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)』は、2021年7月9日から9月3日へ、およそ2ヶ月の延期となった。
『フリー・ガイ』は、2021年5月21日から同年8月13日へ繰り下げ。主演を務めるライアン・レイノルズは、延期発表にあたり、自身のTwitterを更新している。動画では「今回は100%確定です」と説明しているが、コロナ禍の状況次第ということになりそうだ。
We figured it out! #FreeGuy 👕 pic.twitter.com/fLOd9gqvk0
— Ryan Reynolds (@VancityReynolds) March 23, 2021
『キングスマン:ファースト・エージェント』は、2021年8月20日の日米同日公開が発表されていたが、このたび同年12月22日へ約4ヶ月の後ろ倒しに。通算5回目の延期発表となる。
アーミー・ハマー&ガル・ガドット出演の『ナイル殺人事件』は、2021年9月17日から2022年2月11日へ。このたびのラインナップでは最長となる約5ヶ月の延期が発表された。また、アナ・デ・アルマス&ベン・アフレック共演のサイコスリラー映画『Deep Water(原題)』の新たな米公開日は、2022年1月14日に再決定されている。
一方で、公開日に変更はないものの、劇場公開作として予定されていた『クルエラ』は、ディズニープラス(Disney+)での同日配信が決定。ディズニープラスで視聴する場合は、プレミアアクセス料金として追加料金30ドルが必要になる。米公開が2021年5月7日から7月9日に再決定された『ブラック・ウィドウ』も同様に、ディズニープラスとの同日公開となった。
ディズニー&ピクサーの新作『あの夏のルカ』は、2021年6月18日の米公開日に変更はないものの、劇場公開を見送り。ディズニープラス独占公開の形となった。『クルエラ』『ブラック・ウィドウ』のように、プレミアアクセスの追加料金は設定されていない。
なお、いずれの作品についても、日本での対応は未定となっている。