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傑作SF映画『第9地区』、続編もしくはスピンオフ作品を製作へ?ニール・ブロムカンプ監督が構想を明かす

『第9地区』『エリジウム』『チャッピー』とコンスタントに優れたSF映画を発表するニール・ブロムカンプ監督が、自身の鮮烈なデビュー作『第9地区』の新たな構想を明かした。ブロムカンプ監督といえば、『エイリアン5』の製作が実現しなかったことが2017年5月に判明したばかり。つい先日には、製作会社「オーツ・スタジオ」を設立して短編映像シリーズ『オーツ(原題:Oats)』を配信することを発表していた。

『第9地区』続編?それともスピンオフ?

「オーツ・スタジオ」の設立にあたり、ブロムカンプ監督はニュースサイト「ザ・バージ」のインタビューに登場し、オーツ・スタジオの活動や新作『オーツ』について語っていた。監督が『第9地区』について言及したのは、インタビュアーがオーツ・スタジオのあり方についてこう尋ねた時である。

―『第9地区』や『エリジウム』、『チャッピー』を(『オーツ』に)結びつける場としてスタジオを使うつもりはないのですか?

「多分、それはないだろうね。そうするためには、各作品を所有するスタジオと話をしないといけないからさ。オーツ・スタジオで肝心なのは、自主的に、やりたいことをやることなんだ。
『第9地区』は、あの世界観で別の映画を作る計画をしているよ。WETA(WETA Workshop。『第9地区』ではエイリアンのデザイン等を担当)に戻って仕事をすること、作品を作ることはとてもクールだと思う。でも過去作品は、僕たちがここ(オーツ・スタジオ)でやろうとしていることにはうまく馴染まないかもね」

ブロムカンプ監督は多くを語っておらず、“計画”の詳細はわからない。しかし続編なのかプリクエルなのか、あるいはスピンオフ作品なのか、『第9地区』と世界観を共有した作品が構想されていることは確かのようだ。『第9地区』が公開された2009年以来、おそらく約10年(あるいはそれ以上)ぶりにあの世界が再び観客の前に現れることになるのだろう。

もっともブロムカンプ監督は『エイリアン5』の製作こそなくなったものの、現在『オーツ』を進行しているほか、今後は大作映画『ザ・ゴーン・ワールド(原題:The Gone World)』を手がけることも決まっている。ザ・バージのインタビューによると、同作は脚本作業が進められており、製作・配給を担当する20世紀フォックス社も非常に積極的な姿勢を見せているようだ。『第9地区』新作の本格始動がいつになるのかはわからない

しかし『第9地区』を劇場で観た熱狂的ファンにとっては、その続編やスピンオフ作品は長らく待ち望んだ“悲願の一作”ではないだろうか。もはや「いつまでも待てる」という人も多いはず、なんとか実現してほしいところである。

なおブロムカンプ監督の新作シリーズ『オーツ』は第1弾がストリーミング配信されるとのこと。気になる方はオーツ・スタジオの公式ウェブサイトからメールニュースやSNSをチェックしておこう。

Sources: http://screenrant.com/district-9-sequel-spinoff-director/
http://screenrant.com/neill-blomkamp-oats-studios-teaser-trailer/
https://www.theverge.com/2017/6/3/15703414/neill-blomkamp-oats-studios-short-films-sci-fi-district-9-chappie-elysium-rakka
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/第9地区-Blu-ray-シャルト-コプリー/dp/B004PLO5GU/

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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