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【中面サンプル】世界水準の映像を撮る必須ルール伝授『ドキュメンタリー・ストーリーテリング』増補改訂版で登場

ドキュメンタリー作家はもちろん、映像作家、物語創作者、ジャーナリスト、語り手、報道番組関係者、さらにYouTubeでの動画制作を志す方は必読だ。人気書の改訂版『ドキュメンタリー・ストーリーテリング[増補改訂版] 「クリエイティブ・ノンフィクション」の作り方』が、2020年10月24日より発売となった。

「ドキュメンタリー/ノンフィクション作品制作における哲学とハウツー」が1冊に詰まった決定版の、増補改訂版での再登場だ。

本書は、ドキュメンタリーにありがちな映像作家による「押しつけ」ではなく、「嘘をつく」こともなく、「独創的に」映像で語るためのノウハウを凝縮した一冊。

観客を積極的に巻き込んでいくための物語構成、実在人物のキャラクターとしての描き方、主題に対する視点や疑問点の表し方、全体のトーン調整、物語で克服すべき障害や対立など、多様なストーリーテリングの技巧を駆使して、完成までの長く有機的なプロセスを、一つずつ丁寧に解説する。

ジャーナリストが持つべき「誠実さ」「倫理観」を犠牲せず、観客をのめりこませる「創作的な構成」にするにはどうすればいいか。

旧版(2014年)の発売以来、日本でも多くのドキュメンタリー作家、物語創作者、ジャーナリスト志望者、報道番組関係者などが手に取り、作品づくりや構造分析の強い味方としての役割を果たしてきた。

本改訂版では内容を大幅に刷新。より最近の作品を分析し、想田和弘監督ら数々の賞を受賞したドキュメンタリー作家たちの生の声を追加収録。インターネットにおける動画配信時代でも使える一冊となっている。

「この本を読むまで“ドキュメンタリーの技法”とは いい素材を味付けせずにそのまま出すのだと思っていた。しかし、素材の味を引き立たたせる、絶妙な“切り方”が作品を魅力的にするのだと本書は教えてくれる。」東海テレビ・ディレクター 土方 宏史 (『ヤクザと憲法』『さよならテレビ』監督)

「日本のドキュメンタリーが世界で通用するために本書が格好の手引になるこは間違いない。」国際映像プロデューサー  今村研一 (Tokyo Docsアドバイザー)

目次

中面

[著]シーラ・カーラン・バーナード

メディア制作者・コンサルタント。ゴールデンタイムのテレビ番組、劇場公開作品からコミュニティや教育用映像制作まで幅広く活動。エミー賞・ピーポディ賞受賞者であり、数々の大学で教鞭を執る。共著に「Artichival Storytelling:A Filmaker’s Guide to Finding, Using, and Licensing Third-Party Visuals and Music」[未邦訳 アーカイブ素材で語る物語:人が制作した映像、画像、そして音楽見つけて、使って、使用許可をもらう方法](Focal Press, 2008)

[訳]島内哲朗

映像翻訳者。字幕翻訳を手がけた主なドキュメンタリー作品には「さよならテレビ」「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」「i - 新聞記者のドキュメント」「園子温という生きもの」「フジコ・ヘミングの時間」「戦場ぬ止み」「ティーンエイジ・パパラッチ」「ヨコハマメリー」「風の波紋」「アトムの足音が聞こえる」「スケッチ・オブ・ミャーク」「天に栄える村」「笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ」「Self and Others」「三里塚 第三次強制測量阻止斗争」等がある。翻訳した書籍には、フランク・ローズ『のめりこませる技術 誰が物語を操るのか』、カール・イグレシアス『「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方』『脚本を書くための101の習慣 創作の神様との付き合い方』(以上、フィルムアート社)等がある。

[解説]今村研一

1983 年NHK入局。主にニュース番組や報道系の番組を担当。NHK番組の海外販売やBS世界のドキュメンタリーのプロデューサーを経て、2012 年からNHKエンタープライズのエグゼクティブ・プロデューサー。国際共同制作を応援するイベントTokyo Docsのアドバイザーを務める。

『ドキュメンタリー・ストーリーテリング[増補改訂版] 「クリエイティブ・ノンフィクション」の作り方』は株式会社フィルムアート社より2020年10月24日(土)発売。A5判・並製、544頁・定価3,300円+税。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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