『レオン』リュック・ベッソン最新作『DOGMAN ドッグマン』2024年3月8日公開決定 ─ 「規格外のダークヒーロー爆誕」、ポスター公開

『レオン』(1994)のリュック・ベッソン監督最高傑作との呼び声も高い新作バイオレンス・アクション映画『DOGMAN』が邦題を『DOGMAN ドッグマン』として2024年3月8日より日本公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアルが到着している。
ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を語り始めた。犬小屋で育てられ暴力が全てだった少年時代。トラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた男は絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆくが、“死刑執行人”と呼ばれるギャングに目を付けられてしまう……。
監督を務めるのは『グラン・ブルー』(1988)、『ニキータ』(1990)を経て、ハリウッド進出作『レオン』や『フィフス・エレメント』(1997)など数々の名作を生み出し、『TAXi』『トランスポーター』シリーズなどではプロデューサーを務めるなど、映画ファンから絶大な信頼を誇るリュック・ベッソン。本作は監督の原点回帰ともいえる、ダークでエッジの利いたエンタテインメント作品に仕上がった。
主演には、『アンチヴァイラル』(2012)で初主演を果たした注目の若手演技派、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。本作では『ジョーカー』のホアキン・フェニックスを思わせる怪演で“ドッグマン”を演じ切った。音楽にはベッソンの長編映画デビュー作『最後の闘い』(1983)以降、ほとんどの作品を手掛けている盟友エリック・セラ。美術は『ジャンヌ・ダルク』(1999)以降、数多くの作品でタッグを組んでいるユーグ・ティサンディエが務める。
公開決定と共に、ポスタービジュアルも到着。ジョーンズが演じる通称“ドッグマン”が慈愛に満ちた眼差しでこちらを見つめる表情が印象的だ。しかし、右目の上から頬にかけて傷と共に血がこびりつき、メイクは崩れている。激しい戦闘の香りもするが、彼の目的とは。一体何と敵対しているのか。
ドッグマンの左に重ねてドーベルマンも登場。このドーベルマンをはじめ本作には欠かせない存在である多くの犬たちが登場する。ドッグマンと彼らの関係性も気になるところ。タイトルの下には「規格外のダークヒーロー爆誕」と目を引く言葉も確認できる。

2023年12月8日(金)より、海外ポスタービジュアル版のムビチケカードが発売開始予定。詳細は公式サイトで確認してほしい。
『DOGMAN ドッグマン』は2024年3月8日(金) 新宿バルト9ほか全国公開。
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