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『スター・ウォーズ』ハックス将軍役、出演を断りかけていた ─ 「飲みにすらいけなかった」

ドーナル・グリーソン
Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19673399772/ )

スター・ウォーズ。世界中でカルト的人気を誇る同シリーズは多くの人々にとっての憧れであり、もしも何らかの形で携わることができればそれは夢のような出来事だ。しかし、あまりに完成されきったスター・ウォーズの世界に新たに出演者として加わるとなると、そのプレッシャーの重さは並ではないだろう。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で新キャラクターとして登場したハックス将軍を演じたドーナル・グリーソンも、やはりオファーを受けた際はかなり動揺したという。この度ドーナルがRatio Timesに向けて語ったインタビューでは、出演オファーを一度は断りかけた事実を明かしている。

「なぜ私は断ろうと考えたんだろう。多くの人にとって名声は最終目標ですけど、私はそうでもないんです。有名になってしまうことで、自分の人生が決まってしまうことを心配していました。」

ドーナルが心配していたように、『フォースの覚醒』の公開で生活が少し変わってしまったという。その変化を実感したのは、これまでの些細な日常が制限されてしまったことだった。

「数ヶ月間のうちは大変でした。しばらくの間は、友達と出かけて飲みに行くことすら難しかった。しんどかったですね。」

有名になることに執着を見せないドーナルだが、『フォースの覚醒』以降もメジャー作品に次々と出演を果たしている。2017年10月21日より公開の『バリー・シール アメリカをはめた男』ではトム・クルーズとの共演を果たし、「くまのプーさん」の誕生を描く『グッバイ クリストファー・ロビン(仮題、原題:Goodbye Christopher Robin)』では作者のA・A・ミルン役で主演を果たす。スター・ウォーズ以前には、『エクスマキナ』(2015)への出演や『ハリー・ポッター』シリーズのビル・ウィーズリー役としてもお馴染みだ。

ちなみに、スター・ウォーズに出演することで生じる多大なプレッシャーは、他のキャストも隠していない。カイロ・レン役のアダム・ドライバーは、自分自身がキャストに加わった『フォースの覚醒』がプレミア上映される際には「胃が痛くて吐きかけた」と振り返っており、まともに観られるようになるまでは「時間がかかった」と語っている。

Source:http://www.radiotimes.com/news/2017-09-29/star-wars-domhnall-gleeson-star-wars/
http://www.starwarsunderworld.com/2016/11/adam-driver-describes-seeing-force.html
Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19673399772/ )

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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