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テリー・ギリアム監督『ドン・キホーテを殺した男』カンヌ映画祭で無事上映へ!ただし米国配給からAmazonが離脱

テリー・ギリアム
Photo by Vegafi https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Terry_Gilliam.jpg Remixed by THE RIVER

『未来世紀ブラジル』(1985)や『12モンキーズ』(1996)などの鬼才テリー・ギリアム監督による最新作『ドン・キホーテを殺した男(原題:The Man Who Killed Don Quixote)』が、当初の予定通りカンヌ国際映画祭にて上映されることがわかった。
ギリアム監督が苦節19年を経て完成させた本作は、作品の権利をめぐって、かつてのプロデューサーから上映の差し止めを求める訴訟を起こされていたのだ。

2018年5月9日(米国時間)、The Hollywood Reporter誌やDeadline誌など複数のメディアは、フランス・パリの裁判所によってカンヌ映画祭における本作の上映が認められたことを伝えている。映画の公式Twitterでも判決について告知されており、作品は2018年5月19日(現地時間)に映画祭のクロージング作品として上映されるということだ。


ただし本作『ドン・キホーテを殺した男』の今後については、未だ予断を許さない状況であるといえそうだ。Deadlineは今回の判決について「少なくともカンヌ映画祭では上映されるもの」であり、一般公開には疑問点も残っていると伝えている。また詳細は不明だが、本作の米国配給からAmazon Studiosが離脱したことも判明。新たな配給会社が見つかるまで、米国での劇場公開はいったん宙に浮いてしまったことになる。

なおカンヌ映画祭における上映に関する判決、米国配給からのAmazon離脱と同じくして、テリー・ギリアム監督が軽度の脳卒中で入院していたことも報じられている。ただし入院は一時的なもので、すでに体調は回復しているよう。監督はTwitterを通じて「まだ死んでません。カンヌに行くぞ!」と力強いメッセージを発しているが、くれぐれもご無理のないように……。

待望のお披露目を前にして話題の絶えない本作、続報にも引き続き留意することにしよう。とにかく映画ファンとしては、なんとか監督の悲願となる劇場公開が叶うことを祈るばかりである。

Sources: THR(1, 2), Deadline(1, 2), Variety
Eyecatch Image: Photo by Vegafi Remixed by THE RIVER

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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