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『ドント・ブリーズ』続編、脚本は完成済み ― いまだ企画段階、実現可能性は不明

スティーヴン・ラング
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/5977208651/

元軍人である盲目の老人とティーンエイジャーが密室の極限下で激突する、衝撃のソリッド・シチュエーション・スリラー『ドント・ブリーズ』(2016)。同作で脚本・監督を務めたフェデ・アルバレスによると、すでに続編の脚本は完成しているという。米MovieWebのインタビューにてアルバレス監督が明かした。

『ドント・ブリーズ』続編については、老人役を演じたスティーブン・ラングが企画の存在を2018年1月に語って話題を呼んでいた。前作プロデューサーのサム・ライミによれば「最高のアイデア」だったというが、その進捗状況は不明だった。

『ドント・ブリーズ』続編、いまだ企画段階

アルバレス監督は、以前『ドント・ブリーズ』続編と、自身が監督を務めたリメイク版『死霊のはらわた』(2013)続編のどちらを希望するかというアンケートをTwitterで実施していた。その際、多くのファンが『死霊のはらわた』続編を選択。この結果について監督は「『ドント・ブリーズ2』に勝ってほしかったんですよ、僕自身の作品なので」と振り返っている。

ただしアルバレス監督によると、『ドント・ブリーズ』続編も『死霊のはらわた』続編も現時点(2018年11月5日)ではアイデアの段階にすぎず、なんらかの情報を正式に発表することはないという。一方で『ドント・ブリーズ』続編については、すでに脚本が完成しているようだ。

「『ドント・ブリーズ2』は脚本があるんです。それが唯一の違いですね、『死霊のはらわた2』は脚本がないので。『蜘蛛の巣を払う女』が終わったら、(『ドント・ブリーズ2』を)実現する方法を考え始めるつもりです。僕が監督するか、プロデュースするかです。どれだけ時間があるかによりますね。」

アルバレス監督は『ドラゴン・タトゥーの女』(2011)の続編である『蜘蛛の巣を払う女』(2019年1月11日公開)を手がけているため、2019年初頭までは『ドント・ブリーズ』続編に着手できない状況とみられる。ちなみにアルバレス監督によると、続編は前作とは大きく異なるアプローチの「まるで違った続編」になるということだ。

Source: MovieWeb

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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