『X-MEN: ダーク・フェニックス』は『スター・ウォーズ』『LOGAN/ローガン』の影響大 ― 「これまでのX-MENとは異なる美しさに」

映画『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス(邦題未定、原題:Dark Phoenix)』は、シリーズで初めて宇宙が物語の舞台となる作品だ。しかしその一方で、先日公開された米国版予告編からも明らかなように、本作はシリーズで最もリアルかつダークなトーンを志向した一本でもある。

これまで『X-MEN』シリーズの脚本・製作を担当、本作が長編監督デビュー作となるサイモン・キンバーグ監督は、『X-MEN: ダーク・フェニックス』を「これまでの『X-MEN』映画がもっていた美しさとは異なる作品にしたかった」と英Empireにて述べている。製作にあたって大きな影響を受けたのは、『スター・ウォーズ』オリジナル3部作と『LOGAN/ローガン』(2017)だったそうだ。

「(『X-MEN: ダーク・フェニックス』は)これまで以上にナチュラルで、エッジの効いた、手作りのリアルな雰囲気の映画にしたいと思いました。『LOGAN/ローガン』のジェームズ・マンゴールド(監督)にすごく刺激を受けたんです。そういう美しさを取り入れれば、この映画で起こる、宇宙規模の、より規模の大きな出来事が、さらにショッキングで現実的で、エモーショナルに感じられるだろうと思いました。(出来事を)リアリティに基づかせたかったんですよ。」

同時にサイモン監督が志向したのは、シリーズ初の“宇宙に飛び出す物語”を、映画ファンに愛されてきた名作SF映画に敬意を払いながら描くことでもあった。

「衣裳やタイトルカード、美術のデザイン、Xジェットの見せ方まで、映画に登場するすべてをある意味でアナログにしました。いうなれば『スター・ウォーズ』オリジナル3部作のような。アナログなだけでなく、小さい頃から大好きだった、非常に現実的で、エッジの効いた、クールで人間的な感触をもたらしたかったんです。」

 

『LOGAN/ローガン』と『スター・ウォーズ』オリジナル3部作という、ともすれば相反するような作品の組み合わせは、いかにサイモン監督によって解釈され、『X-MEN』のもとに融合したのか。『デッドプール』シリーズや『LOGAN/ローガン』を踏まえて20世紀フォックスが送り出す新機軸に期待したい。

映画『X-MEN: ダーク・フェニックス(邦題未定、原題:Dark Phoenix)』は2019年6月7日に米国公開予定

Source: Empire
Eyecatch Image: Photo by JD Hancock

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