【ネタバレ】『デッドプール&ウルヴァリン』アベンジャーズ映像の真相は?ショーン・レヴィ監督に確認してみた

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

映画『デッドプール&ウルヴァリン』冒頭で、アベンジャーズの面接にも落ち、デッドプールとしてのヒーロー活動を辞めて自動車販売員として地味に暮らしていたウェイド・ウィルソン。友人のピーターやアル、コロッサス、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド、ユキオ、ドーピンダー、シャッタースター、そして元恋人ヴァネッサたちに誕生日を祝ってもらっていたところ、突然訪問してきた時間変異取締局TVAに連行され、気づくとミスター・パラドックスに捕えられていた。

謎の男パラドックスは、ウェイドは「さらに大きな目的」のために存在しているのだといい、モニタリングルームに通す。いくつものテレビ画面には、過去作におけるアベンジャーズの戦いが映し出されているのだが、ウェイドはそのうちの一つに見慣れない映像があることに気づく。瀕死のデッドプールをソーが抱き、泣いている映像だ。パラドックスによれば、まだ見せるべきではない未来の映像だというが……。

この映像の中で泣いていたソーは、クリス・ヘムズワースが本作のために新規で収録したものなのだろうか?それとも、過去の映像の再編なのだろうか?韓国で取材に応じたショーン・レヴィ監督に真相を尋ねたところ……。
「ライアン(・レイノルズ)も僕も、クリスとは友人です。秘密を全てバラさないでおきたいですね。今日はどんな質問にもお答えするつもりですが、でも少し謎を残しておくことにしましょう。」
残念ながらはぐらかされてしまった。レヴィは、クリス・ヘムズワースとはレイノルズともども友人であると念頭に置いていることから友情出演が叶ったようにも考えられるが、映像は『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)時のもののように見えた。もしかしたら今後、きちんとした回答がどこかで語られるかもしれない。
ちなみにクリス・ヘムズワースは、本格的なソー役の再演はしばらく先になる見込みだ。『ソー:ラブ&サンダー』(2022)にあまり手応えを感じていなかったようで、今後については「もし復帰するなら、心の健全を保つためにも、トーンや、すべてにおいて劇的に変化したバージョンでなくてはダメ」と厳しい見方をしている。