『デッドプール2』原作者、ケーブル役候補のラッセル・クロウに「コミック読むべき」ツイートを送信、偉い人に小一時間怒られていた

マーベル・コミック作品「デッドプール」の生みの親として知られるアーティストのロブ・ライフェルド氏が、映画『デッドプール2』(2018)の配役に関するなにげないSNSの投稿から、映画関係者にお説教をくらっていたようだ。
ことの発端は2017年2月。当時『デッドプール2』に登場するケーブル役の候補として、ブラッド・ピットやドルフ・ラングレン、スティーブン・ラングらと並び、『グラディエーター』(2000)や『レ・ミゼラブル』(2012)などで知られる名優ラッセル・クロウの名前が噂されていた。
そこでライフェルド氏は、軽い気持ちで「ケーブル役のために『デッドプール』と『X-フォース』を読むべき。ちょっと言ってみただけ…」と、Twitterにてラッセル・クロウのアカウントに向けて投稿。すると、クロウご本人が「読むべきなのか?」と反応したのである。
@russellcrowe you should read for #Cable in Deadpool and X-Force. Just sayin…
— robertliefeld (@robertliefeld) February 24, 2017
I should read for it? https://t.co/kLONW0gBGI
— Russell Crowe (@russellcrowe) February 24, 2017
実はこの話には続きがあった。米Collider誌のインタビューに登場したライフェルド氏は、当時を以下のように振り返る。
「(ツイートの件で)めちゃくちゃ怒られたんです。朝起きたら、オーストラリアにいるラッセル・クロウから“読むべきなのか?”って返信が来ていた。僕のマネージャーに“ラッセル・クロウはロブのためになんか(コミックを)読みませんよ。失礼なことをしちゃいましたね”と言われたので、“すみません!まだケーブル役が決まってないから、ただ投稿しただけなんです”と。そのあと電話がかかってきて、フォックスの人に一時間怒られたり、怒られなかったりで。」
結局ケーブル役を射止めたのは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のサノス役でも知られるジョシュ・ブローリン。半分機械の身体、そして複雑な過去を持つキャラクターを見事に演じきった。
映画『デッドプール2』は2018年6月1日より全国の映画館にて公開中。
『デッドプール2』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/deadpool/
Sources: Robert Liefeld, Russell Crowe, Collider