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ホアキン・フェニックス&アリ・アスター監督、新作で衝突するも「すぐに仲直り」 ─ 出演者が語る2人の信頼関係

ホアキン・フェニックス
Photo by Diana Ringo https://en.wikipedia.org/wiki/File:Don%27t_Worry,_He_Won%27t_Get_Far_on_Foot_-_Press_Conference.jpg Remixed by THE RIVER

新作映画『Disappointment Blvd.(原題)』で初めてタッグを組むアリ・アスター監督とホアキン・フェニックスは、撮影現場で時にぶつかりながら製作に挑んでいるようだ。これを明かす出演者のスティーヴン・ヘンダーソンに言わせてみれば、2人の関係は「ずっと昔からの友達みたい」だという。

『ミッドサマー』のアリ・アスター監督と『ジョーカー』のホアキン・フェニックス。ともに2019年の映画界に衝撃を与えた作品を生み出した2人が手を組んで製作される『Disappointment Blvd.』は、史上最も成功した起業家の数十年にわたる深い出来事を描くと言われている。2021年の超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』にスフィル・ハワト役で出演したヘンダーソンは、本作を次回作として控えているところだ。

The Hollywood Reporterとの取材で、製作現場でのアスター監督とホアキンのやり取りを振り返ったヘンダーソンは「2人はとても馬が合っていると思います。映画の全体でずっと一緒に働いていますよ」と、両者の意気投合ぶりを語っている。その一方で、2人は衝突することもしばしばあるのだとか。撮影の終盤に参加したというヘンダーソンは、製作現場で目撃したという2人の関係性を以下のように明かしている。

「私は撮影が終わる直前にクランクインしたのですが、その時点で2人は長いこと一緒に働いていました。彼らの働き方は、まるでずっと昔からの友達みたいで。時に険悪な雰囲気になりうることもありましたが、その直後には仲直りして。私にはそう見えましたよ。

“険悪な雰囲気”と聞くとネガティブに捉えてしまうが、「そうしたやり取りは常に良い方向に向かっていったと思います」というヘンダーソンの言葉を聞く限り、ひと安心だ。アスター監督もホアキンも、互いを信頼しているからこそ正面からぶつかることができるのだろう。「ずっと昔からの友人」というヘンダーソンから見た2人の関係性にも納得だ。

『Disappointment Blvd.』は、『ヘレディタリー/継承』(2018)と『ミッドサマー』に続くアスター監督とA24のタッグ作。ホアキンにとっても、最新作『C’mon C’mon(原題)』から連続でA24作品に出演する。アスター監督は製作・脚本を兼任。2021年6月下旬より開始された撮影は、無事終了したという。

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Source: THR

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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