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『デッドプール&ウルヴァリン』汚すぎてさすがにNGを食らったジョークが一つだけあった ─ 「墓場まで持っていく」と監督

デッドプール&ウルヴァリン
(c) MARVEL 2024

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のR指定映画となった『デッドプール&ウルヴァリン』では、際どいジョークが矢継ぎ早に飛んできた。“やりたい放題”を貫く俺ちゃんだったが、ショーン・レヴィ監督によれば唯一変更を求められたジョークが存在したのだという。

お下品で口汚いジョークが売りのデッドプールだが、本作を製作する上ではジョークに関するルールが存在したのだとか。「決して殴り倒すようなことは言わないこと、受け止められる人にだけ小便を浴びせることです」とショーン・レヴィは米Entertainment Weeklyに語っている。

劇中では、2023年に離婚したヒュー・ジャックマンをイジるジョークも登場したが、使用許可をヒューに得ていたという。「メタ的な意味でヒューのことが描かれているとき、ヒューはいつも最初に大笑いしていました」と監督は振り返る。

その上で、レヴィ監督は「変更を求められたセリフが映画全体で1つだけありました」と告白。このセリフは、同じくらい汚い「ピノキオがデッドプールのケツに顔を突っ込んで狂ったように嘘をつき始める」というジョークに置き換えられたそうだ。

本作では、薬物使用に関する内容を除いてはジョークについてディズニーから制約は一切なかったことが明かされている。劇中では、そのやり取りの事実ごとジョークにしてしまうという力技演出も披露されていた。

お蔵入りとなってしまったジョークが何なのか気になるところだが、なんとレヴィ監督、ライアン・レイノルズとともに「そのセリフを墓場まで持っていく約束をした」という。となると未公開シーンなどでも拝めないということなのだろうか。その場合、俺ちゃんに墓を掘り返してもらう以外なす術はなさそうだ……。

Source:Entertainment Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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