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ロバート・ダウニー・Jr.版『ドクター・ドリトル』にトム・ホランド出演!悪役にアントニオ・バンデラスも出演交渉中

大富豪の天才科学者から、動物たちと話せる獣医へ。
ロバート・ダウニー・Jr.の主演映画『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル(原題:The Voyage of Doctor Dolittle)』に、スパイダーマン役でおなじみトム・ホランドが出演することがわかった

これまでロバートとトムは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)、そして2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の3作品で共演している。トムがピーター・パーカー/スパイダーマンを、ロバートは彼の“師匠”にあたるトニー・スターク/アイアンマンを演じてきたのだ。『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』は、二人がマーベル映画以外で初めて共演する作品となる。

スパイダーマン:ホームカミング
©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

もっとも『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』で、ロバートとトムが直接対面することはなさそうだ。米Deadline誌によれば、本作でトムが演じるのは、ロバート扮する主人公ドクター・ドリトルと会話する動物の声だという。
トム以外に動物の声を務めるのは、『ハリー・ポッター』シリーズのシビル・マクローニー役で知られるエマ・トンプソンや、同じく『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役のほか、『KUBO/二本の弦の秘密』(2016)や『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』(2017)で声優としての活動が続く名優レイフ・ファインズ。実力も個性も申し分ない豪華キャストが、ロバートと言葉を交わすことになりそうだ。

またDeadlineによると、本作には現在アントニオ・バンデラスが出演交渉に入っているという。1990年代にアクション俳優として活躍し、近年は『聖杯たちの騎士』(2015)や『マチェーテ・キルズ』(2013)などに出演する彼が演じることになりそうなのは、詳細こそ不明だが「ドクター・ドリトルの宿敵」だとか。同誌によれば、『パッセンジャー』(2016)などのマイケル・シーンも、ドクター・ドリトルの仲間であるマドフリー役で交渉に入っている模様だ。

『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』は、作家ヒュー・ロフティングが1920年代から執筆した児童文学「ドリトル先生」シリーズを原作とする。本作のタイトルは、小説の第2巻『ドリトル先生航海記(The Voyages of Doctor Dolittle)』とほぼ同一だ。過去には『ドリトル先生不思議な旅』(1967)、またエディ・マーフィ主演の『ドクター・ドリトル』シリーズ(1998, 2001)として映画化されている。
本作の脚本・監督を務めるのは、『トラフィック』(2000)の脚本、『シリアナ』の脚本・監督を務めたスティーヴン・ギャガン。ハードな犯罪映画、実話映画を数多く手がけてきたキャリアの持ち主は、いかにして児童文学の映画化に挑んだのか……。

映画『ザ・ヴォヤージュ・オブ・ドクター・ドリトル』は2019年4月12日に米国公開予定。本国では『アベンジャーズ』第4作の直前に公開されるというわけだ。
ちなみに、ロバート・ダウニー・Jr.とトム・ホランドが共演した映画『スパイダーマン:ホームカミング』のブルーレイ&DVDは現在発売中。

Source: http://deadline.com/2018/02/antonio-banderas-michael-sheen-voyage-of-doctor-dolittle-emma-thompson-ralph-fiennes-tom-holland-1202279228/
©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。