マーゴット・ロビー主演『ドリームランド』4月公開決定 ─ 銀行強盗犯に恋情を抱く男、儚くも鮮烈なラブストーリー

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などのマーゴット・ロビーが脚本に惚れ込み、主演・製作を兼任した映画『Dreamland(原題)』が、『ドリームランド』の邦題で、2021年4月9日(金)より全国公開されることが決定した。
1930年代半ばのアメリカ・テキサス、荒涼とした場所に暮らす17歳のユージン(フィン・コール)は、ある夜、納屋で大怪我を負った女性と遭遇。彼女は地元の銀行を襲撃し、警察から追われている強盗犯のアリソン(マーゴット・ロビー)だった。危険な人物だと知りながらも惹かれるユージンは、アリソンを匿うことになる。
捜査の包囲網をかわし、自由を掴み取ろうとするアリソンと、希望に満ちた新天地への憧憬を膨らませるユージン。過酷な現実から逃れるという夢を共有したふたりは果たして、“ドリームランド”へ辿り着けるのだろうか……。
圧倒的な迫力で可視化された砂嵐吹き荒れる地を舞台に、出口を求めたふたりが織りなす、儚くも鮮烈なラブストーリー。名作『俺たちに明日はない』(1967)にインスパイアされ、イノセンスと罪悪感の狭間で揺らめく彼らの運命が、スリリングかつ儚く描かれた話題作である。
マーゴット・ロビー演じる銀行強盗犯に恋情を抱く少年役は、「ピーキー・ブラインダーズ」(2013)『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)などのフィン・コールが演じた。監督はマイルス・ジョリス=ペイラフィット、脚本はニコラス・ズワルトだ。
日本公開発表にあわせて、4枚の場面写真が到着した。地元の銀行を襲撃後に逃走する緊張感溢れるアリソン、過酷な現実と自由への渇望とに戸惑いの表情を浮かべるアリソン、眩しくも切なさが感じられる寄り添い合うふたり、そして、ユージーンがここではないどこかにあるはずのドリームランドを心に描く姿など、本作の場景が感じられるものだ。
映画『ドリームランド』は、2021年4月9日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開。