強盗殺人犯、マーゴット・ロビーの逃亡劇と恋愛『Dreamland』米予告編

DC映画のハーレイ・クイン役、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などのマーゴット・ロビーが殺人犯の銀行強盗を演じる恋愛犯罪映画『Dreamland(原題)』の米国版予告編が公開された。
テキサス州を巨大な砂嵐が襲っていた1930年代。青年ユージン・エヴァンスは、現在の生活から脱出し、実の父親と再会することを夢見ながら、砂嵐と差し押さえから我が家を守ろうとしていた。近くの町では、罪なき市民5人が殺害され、警察が犯人の銀行強盗を追っている。その女、アリソン・ウェルズには1万ドルの賞金が掛けられていた。ある日、ユージンは自宅の納屋に隠れているアリソンを発見する。賞金を得ることができれば自宅を守れるが、ユージンはアリソンを警察に差し出さないことを決めた……。
「この土地は呪われている。私たちの家族は約束通りに西部へ移ったけれど、その約束はもうダメになってしまった」。予告編はマーゴット・ロビー演じる主人公アリソン・ウェルズの語りと、彼女の少女時代から始まる。「運命を夢に見たらどうなるのか、誰も兄に教えてくれなかった。こうしてアリソン・ウェルズは、この物語を始めた」。
互いに自分の置かれた境遇から逃れようとしていたアリソンとユージンは、やがて惹かれ合っていく。アリソンは「死ぬことの何が最悪かわかる? 忘れられることだよ」と口にし、ユージンには「私がここにいるのは危険」と語りかける。しかし、家に迫りくる砂嵐を前に、ユージンは「誰にとっても安全じゃない」と答えるのだった。ユージンはアリソンを乗せて車を走らせる。逃亡のさなか、ユージンは「怖いよ、アリソン」と涙を浮かべ、アリソンも「私も」と応じるが、予告編の最後には、アリソンがユージンに銃口を向けており……。
出演者はマーゴット・ロビーのほか、ユージン・エヴァンス役で「ピーキー・ブラインダーズ」(2014-)や『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)のフィン・コール、『マッドバウンド 哀しき友情』(2017)のギャレット・ヘドランド、『荒野にて』(2017)のトラヴィス・フィメル、「ベター・コール・ソウル」(2015-)のケリー・コンドン、『クリスマス・クロニクル』シリーズのダービー・キャンプ、「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」(2014-2018)のローラ・カーク。監督はマイルス・ジョリス=ペイラフィット、脚本はニコラス・ズワルト。
映画『Dreamland(原題)』は2020年11月13日に米国劇場公開、11月17日に米国配信開始。
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Source: Collider