『DROP/ドロップ』7月11日公開決定 ─ 『ハッピー・デス・デイ』監督&ブラムハウス&マイケル・ベイの最恐布陣、スマホ機能の恐怖描く

『ハッピー・デス・デイ』『ザ・スイッチ』の独創的なホラーで定評のクリストファー・ランドン監督と、『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』『M3GAN/ミーガン』などホラー映画に革命を起こすブラムハウス・プロダクションズのジェイソン・ブラム、さらにハリウッド破壊王マイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズの強力布陣『Drop(原題)』が、邦題『DROP/ドロップ』として2025年7月11日より日本公開となることが決定した。
主人公バイオレットは、幼い息子を育てるシングルマザー。夫の死を乗り越えていない彼女はためらいながらも、マッチングアプリで知り合った男性とのディナー・デートを承認する。

最上階にあるレストランで席に着くと、突然スマホに見知らぬ誰かからDROPメッセージが届く。送られてきたのは、息子の命と引き換えに、「目の前のデート相手を殺せ」の指示だった…。犯人は半径15m以内、このレストランに居る誰かだ。
THE RIVERはすでにこの作品のレビューを公開している。「身近で便利なはずのテクノロジーが、一転して命を脅かす存在に変わってしまう。『DROP』は、そんな現代ならではの恐怖をリアルに映し出している。また、バイオレットの過去にも注目。過去のトラウマとその葛藤が物語に深みを加え、スリラーだけではなく人間ドラマとしても楽しめる一本だ」。
作品の原点となったのは、プロデューサー陣の実体験。数年前、彼らがイタリアで休暇を過ごしていた際、満員のレストランでプロデューサーの恋人が不気味なシュレックのミームをAirDropで受け取ったのだという。送り主は不明だったそうだ。エグゼクティブプロデューサーのサム・ラーナーはこの出来事を振り返り「これは映画の素晴らしいアイディアになると思いました」「私たちにAirDropしてくれたことは、最高の出来事でした」と語っている。
主演を務めるのは、テレビシリーズ「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル シーズン2」(2022)での迫真の演技により、エミー賞助演女優賞にノミネートされ、一躍ブレイクを果たしたメーガン・フェイヒー。デート相手・ヘンリー役には、2024年公開の話題作『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』で大役を務めたブランドン・スクレナーが抜擢された。

『DROP/ドロップ』は2025年7月11日日本公開。
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