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『ドクター・ストレンジ/MoM』は『死霊のはらわたII』ファンが喜ぶ作品に ─ ケヴィン・ファイギが予告

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
(c) Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、『スパイダーマン』シリーズでおなじみのサム・ライミが監督を務めている。『死霊のはらわた』シリーズなどのホラージャンルのマエストロとしても知られる鬼才による本作は、“『死霊のはらわたII』(1987)ファンが喜ぶ作品”になるようだ。

『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)にて禁断の呪文を放ち時空を歪ませてしまった元天才外科医の魔術師、ドクター・ストレンジが世界を元に戻すため奮闘する物語。この度、Empireのインタビューにてケヴィン・ファイギは、“サム・ライミ映画”と本作を形容した上で、「『死霊のはらわたII』ファンには非常に嬉しい作品になると思います」と予告している。

ホラー映画の傑作『死霊のはらわたII』は前作からの続編ではなく、リメイクに近い作品として位置付けられている。メインキャラクターのアッシュが死霊に支配された右腕を切断し、そこにチェーンソーを装着して敵と死闘を繰り広げていく。700年間封印されていた死霊の目線を通して映し出される狂気のカメラワークや、サム・ライミならではのコメディとホラーをミックスさせた独特な作風が世界中の観客を唸らせたのだ。そんな唯一無二の映像技術や世界観が、『マルチバース・オブ・マッドネス』でも観られるのかもしれない。

また同作の主演を務めたブルース・キャンベルといえば、サム・ライミ監督作の常連者であり、本作への出演がかねてより噂されている。さすがにアッシュがそのまま本作に登場するとは考えにくいが、この件に関係した要素が投影されている可能性は十分に有り得るだろう。

なおケヴィン・ファイギは、「本作におけるアクションはクールです。『アベンジャーズ』や『スパイダーマン』と競合するほどですが、サム・ライミの部分を忘れないでくださいね」とあらためており、本作が紛れもない“サム・ライミ映画”であることを予告している。

映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、2022年5月4日(水・祝)より全国公開。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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