『デューン 砂の惑星』公式グラフィックノベル、第2巻が2月27日発売開始へ ─ 原作者の息子が全面監修、小説を忠実に再現

『デューン』原作小説の権利者が全面監修したコミック版の邦訳、『デューン 砂の惑星 グラフィックノベル2』(全3巻のうちの2巻目)が、2024年2月27日に楽工社の刊行で発売開始となることが決定した。
グラフィックノベル原作2名のうちの1人であるブライアン・ハーバートは、原作者フランク・ハーバートの息子で作家でもある人物。また原作の権利を継承するハーバート財団の中心人物でもあり、本コミックは原作権利者が全面監修した「公式コミック」という位置づけとなる。
本書『デューン 砂の惑星 グラフィックノベル第2巻』(定価2250円+税)は、コミック版(小説版と同じ全3巻の構成。3巻目の原著は2024年夏刊行予定)の2巻目にあたる。既刊のコミック1巻目と今回刊行する2巻目の3分の2程度までの部分が、映画1作目『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)と重なる部分になっている。
原作小説『デューン 砂の惑星』は1965年の刊行以来、SF小説史上最も売れた作品の1つとされる世界的ベストセラー。イーロン・マスクやジェフ・ベゾスが大ファンであることを公言し、彼らの事業のインスピレーションの源泉となっていることで知られる伝説的な作品だ。
全3冊のボリュームは大きく、読破するには多くの時間と労力を要する。原作に忠実に描かれた公式コミック版は、より手軽に詳しい内容を知りたいという方にとって、うってつけの作品となっている。『デューン 砂の惑星 グラフィックノベル2』の詳しい発売情報は後日、楽工社のホームページで更新予定。
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