オスカー・アイザック、『DUNE/デューン』撮影現場で監督にエグめのイタズラを仕掛けていた

2021年のSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演したオスカー・アイザックが、撮影現場でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に仕掛けたというイタズラエピソードを披露した。イタズラにしては、けっこうエグめかもしれない。
本作でアイザックが演じたのは、主人公ポール・アトレイデスの父にして、砂の惑星デューンの統治を宇宙皇帝から任されることになったレト公爵。しかし、レト公爵は宿敵ハルコンネン家と宇宙皇帝の共謀により命を落としてしまう。
眉一つ動かさない寡黙なレト公爵を“静”の動きで演じきったアイザック。とりわけ死を遂げる直前、瞳からこぼれ落ちた涙は多くの観客の胸を打ったことだろう。米Entertainment Weeklyで撮影当時を振り返ったアイザックによると、ハルコンネン家の当主、ウラディミール・ハルコンネン男爵を演じたステラン・スカルスガルドとの迫真の演技を終えた後に、自身のある行動が現場に大笑いをもたらしていたという。
「ドゥニが見ていない時を狙って、彼のポケットにコック・ソックを忍び込ませたんです。だから僕がその場を去る時、監督は小さな僕をそばに抱えている感じでした。陳腐なハンカチみたいな。」
コック・ソックとは、全裸での演技に挑んだアイザックが陰部を隠すために着用していたジョックストラップのこと。撮影が終わった後のことだというから、アイザックは生温かな“ハンカチ”をヴィルヌーブ監督のポケットに入れるというエグめのイタズラを仕掛けたということだ。アイザックの言う“小さな僕”とは……ご想像におまかせしたい。
ちなみに、以前アイザックはこの全裸でのシーンについて「とにかく全部耐えました」と語っていた。本編随一のシリアスさを放つ同シーンを終えたアイザックも、緊張がほぐれたあまりにこのイタズラを思いついたのだろうか。
Source: Entertainment Weekly