『DUNE/デューン』スピンオフドラマが再始動、脚本&ショーランナーが決定 ─ ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も参加、映画版の前日譚に

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作『DUNE/デューン 砂の惑星』のスピンオフドラマとして長らく企画されてきた「Dune: The Sisterhood(原題)」の脚本・ショーランナーに、「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」(2020-)のダイアン・アデム=ジョンが就任した。米Varietyが報じている。
本シリーズは、映画版と共通する世界を舞台に、精神と肉体の鍛錬を目的とする教育機関ベネ・ゲセリットの修道女たちに焦点が当てられるスピンオフ作品で、映画版の前日譚という位置付けになるとのこと。ベネ・ゲセリットは、宇宙帝国における未来のコントロールを目的に活動している。映画版ではレベッカ・ファーガソン演じるレディ・ジェシカがその1人として知られる。
初報が伝えられたのは2019年6月。同年7月には『プロメテウス』(2012)や『パッセンジャー』(2016)、そして『DUNE/デューン』でも脚本を務めたジョン・スペイツのショーランナー就任が報じられた。のちにスペイツは『DUNE/デューン』続編の脚本執筆に専念することを理由に降板。製作総指揮として企画に残留することとなった。以降、大きな進展が見られなかったものの、映画版の公開を目前にした中で、続報が到着した形だ。
本シリーズには、映画版のヴィルヌーヴ監督も製作総指揮とパイロット版の監督として参加している。ショーランナーのダイアン・アデム=ジョンは、製作総指揮を兼任する。なお第一報の際、製作の米ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズは、ビデオゲーム・デジタルコンテンツ・コミックブックなどを含めた『DUNE/デューン』のフランチャイズ展開を視野に入れていると伝えられていた。
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