『君の名前で僕を呼んで』ティモシー・シャラメ、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作映画『デューン』に出演交渉中

映画『メッセージ』(2016)や『ブレードランナー 2049』(2017)など、いまや映画界を牽引するフィルムメーカーの一人となったドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の次回作『デューン(邦題未定、原題:Dune)』に、『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメが出演交渉に入ったことがわかった。米国の複数のメディアが報じている。

ヴィルヌーヴ監督が手がける『デューン』は、SF作家フランク・ハーバートが1965年に執筆した小説『デューン/砂の惑星』(ハヤカワ文庫SF刊)を2部作で映画化するものだ。
物語は「デューン」と呼ばれる砂漠の惑星アラキスを舞台に、そこで産出される「メランジ」という名の貴重なスパイス(ドラッグ)や惑星の支配をめぐって貴族たちが権力争いを繰り広げるところから始まる。惑星アラキスを治めていた公爵の長男ポール・アトレイデスは、アラキスを狙う者たちの陰謀で父を失い、破滅の危機にさらされたあと復讐のため立ち上がる。


Deadline誌によれば、シャラメはレジェンダリー・ピクチャーズとの出演交渉の最終段階にあるとのこと。このまま無事に契約が結ばれた場合、シャラメは主人公ポール・アトレイデスを演じることになる。貴族でありながらどん底に叩き落とされ、そこから戦いを経て這い上がってくるという過酷なストーリーだが、その美しいビジュアルや繊細な表現力もあいまって、シャラメはぴったりのキャスティングになるだろう。ちなみにデヴィッド・リンチ監督による映画『デューン/砂の惑星』(1984)でこの役柄を演じたのはカイル・マクラクランだった。

シャラメは『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー主演男優賞にノミネートされたほか、『レディ・バード』(2017)にも出演。ヴィルヌーヴ監督との顔合わせが実現すれば、ハリウッドの今後を担う二人の強力タッグとして、本作が見逃せない一本になることは間違いない。もちろん、『スター・ウォーズ』シリーズに大きな影響を与えたという原作小説の世界がどのように映像化されるかにも注目だ。

ヴィルヌーヴ監督は本作で製作を兼任するほか、同じくプロデューサーには『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)のメアリー・ペアレント&ケイル・ボイターが名を連ねている。原作者フランク・ハーバートの息子で、『デューン』の関連作品である『デューンへの道』シリーズを手がけているブライアン・ハーバートは製作総指揮として参加。『デューンへの道』をブライアンと共同執筆しているSF作家のケヴィン・J・アンダーソンがクリエイティブ・コンサルタントとして作品の監修を務める。なお脚本は『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)や『ミュンヘン』(2005)などのエリック・ロスが担当する。

映画『デューン(邦題未定、原題:Dune)』は2019年前半の撮影開始を目指して準備が進行中とのこと。今後の情報も楽しみだ。

Sources: Deadline, Variety, THR
Eyecatch Image: [左]Photo by Elena Ringo [右]Photo by Gage Skidmore Remixed by THE RIVER

About the author

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

JOIN THE DISCUSSION

※承認されたコメントのみ掲載されます。