『DUNE/デューン』米国興行収入が1億ドル突破、全世界で4億ドルに迫る

ティモシー・シャラメ主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によるSF超大作『DUNE/デューン 砂の惑星』の米国興行収入が1億ドルを突破したことがわかった。米Deadlineが報じている。
『DUNE/デューン』は2021年10月15日に日本公開され、翌週10月22日より米国で公開された(HBO Maxにて同日配信開始)。劇場公開から1ヶ月を経た11月25日(現地時間)、米国における興行収入が1億10万ドルを記録。全世界興行収入は3億7,000万ドルを超えており、4億ドルの大台も十分現実的な数字だ。
米ワーナー・ブラザースは、国内興収の1億ドル突破に先駆けて、12月3日より米国でのIMAX上映を限定的に再開するとのこと。本作は上映時間155分のうち70分以上がIMAXカメラで撮影されており、ヴィルヌーヴ監督がこだわった映像を再び体感できる機会となる。『DUNE/デューン』のIMAX上映の需要は大きく、IMAXだけの世界興収は5,000万ドルに迫る勢い。これは世界累計興収の13%以上にあたるという。
また前述の通り、『DUNE/デューン』は米国にて劇場公開とHBO Maxでの配信が同日に開始されたが、配信は31日間で終了しているため、現在では米国でも劇場公開のみが実施されている状況。製作費1億6,500万ドルに加え、広報・宣伝費にも巨額が投じられたとみられるだけに、さらなる興行的な粘りが期待される。
『DUNE/デューン 砂の惑星』はシリーズの第1作にあたり、続編『Dune: Part Two(原題)』は2023年10月20日に米国公開予定。なお、ヴィルヌーヴ監督は第3作の実現も希望している。
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Source: Deadline