『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で戦ったバウティスタ&ブローリン、『デューン2』で偶然のシーンあり

この記事には、『デューン 砂の惑星 PART2』のネタバレが含まれています。

『デューン 砂の惑星 PART2』ジョシュ・ブローリンとデイブ・バウティスタの戦い再び
『デューン 砂の惑星 PART2』では、ある男が復讐に燃えていた。ジョシュ・ブローリン演じるアトレイデス家の武術指南役、ガーニイ・ハレックだ。前作『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)で起きたハルコンネン家のクーデターから逃れたガーニイは密輸商人たちに紛れながら生き延びていた。
ついにポールと再会を果たしたガーニイはアトレイデス家の復活を望みながらも、クーデターを率いたラッバーン(デイヴ・バウティスタ)への復讐を果たそうともしていた。そのラッバーンは、叔父のハルコンネン男爵の指示で香料採取を率いるも、立て続けに失敗。敵のフレメンからは恐怖のあまり逃げ出してしまう有り様で、崖っぷちの状況に立たされていた。
そんな中、劇中終盤ではついにガーニイとラッバーンが対峙した。ポール率いるフレメン軍団のアラキス奪還により敗北を確信したラッバーンが逃亡を図ろうとする中、背後で「ラッバァーン!」とガーニイが叫ぶ。ラッバーンも受けて立とうと勢いよく歩み寄るが、闘争心あふれるガーニイを前に全く歯が立たず、瞬殺された。
ガーニイ役のジョシュ・ブローリンとラッバーン役のデイヴ・バウティスタが戦うのは、本作が初めてではない。2人の初マッチは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。サノス(ブローリン)に強い恨みを抱えるドラックス(バウティスタ)は、惑星ノーウェアでサノスを見つけるや、離れたところから「サノォス!」と声を張り上げ、攻撃しようとする。ガントレットをはめたサノスを前に勝ち目はなく、一瞬にして細切れにされてしまっていた。
『インフィニティ・ウォー』ではバウティスタがブローリンに復讐を果たそうとしていたのに対し、『デューン』ではその関係が逆転している。決闘前に、片方が相手の名前を張り上げてから攻撃に挑む点が一致しているのも興味深い。
ちなみにバウティスタにとって、ブローリンは尊敬する存在なのだとか。ニューヨークで行われた『デューン 砂の惑星 PART2』のプレミアイベントの場で、バウティスタは「僕はジョシュ・ブローリンにとても憧れているんです」と語っていた。「彼のことが、演者として、人間としてすごく大好きなんです」。
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