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もうすぐ日本上陸『ダンケルク』全世界興行収入で4億ドル突破!さらなる躍進へ期待

クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』が、いよいよ2017年9月9日に日本でも公開される。
映画ファンが待ち望んだ日本上陸に先がけること約2週間、すでに本作の全世界興行収入が4億ドルを突破したことが判明した。監督にとって初めての戦争映画にして、日本では「タイムサスペンス」が謳われた本作は、果たしてどこまで突き進むことができるのだろうか?

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映画ファンの注目作『ダンケルク』、躍進つづく

『ダンケルク』の全世界興行収入が4億ドルを突破したのは、3億ドルを突破したとみられる2017年8月5日(現地時間)から3週間後の8月26日だ。アメリカの経済誌フォーブスは、週末の興行収入ランキングで『ダンケルク』が第6位を記録したことを報じ、全世界興収で4億ドルを突破したことをいち早く報じている。

また米Box Office Mojoは、その翌日にあたる8月27日(現地時間)の時点で全世界興収が4億1,000万ドルを超えていると推定。米国興収では1億7,000万ドルを超えたところのため、海外興収が約6割という成績になっている。今後はイタリア(8月31日)、中国(9月1日)、そして日本(9月9日)に封切られるが、このあとどこまで記録を伸ばせるかはまだ未知数だ。
しかし、史実を基にした戦争映画、スター俳優不在(ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズは出演しているものの)による群像劇と比較的厳しい条件下での大ヒットは、ひとえにクリストファー・ノーランという映画監督のネームバリュー、そして作品への評価が実を結んだものとみられる。

なおノーラン監督による前作『インターステラー』(2014)は米国で約1億8,800万ドル、その他海外で約4億8,700万ドルと、合計で約6億7,500万ドルを稼ぎ出している。この成績にどこまで迫ることができるのか、やはり鍵を握るのは一大市場である中国だろう。5億ドルの突破、さらなる躍進に期待がかかるところだ。

映画『ダンケルク』は2017年9月9日にて全国ロードショー
その完成度はお墨付き、映画ファンからの注目度もピカイチの一作だ。ノーラン監督のこだわりを、できるだけ優れた環境でご覧いただきたい。

Sources:?https://www.forbes.com/sites/scottmendelson/2017/08/26/box-office-hitmans-bodyguard-wins-friday-dunkirk-passes-400m-worldwide/#20f8d12f4eaa
http://www.boxofficemojo.com/movies/?page=main&id=chrisnolan2017.htm
http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=interstellar.htm
http://www.viva-press.com/release-dates/dunkirk-release-dates/
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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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