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『ダンケルク』クリストファー・ノーランの哲学「可能性を広げる責任を感じている」 ― 本物主義の撮影、複雑なストーリーの理由

©2017 Warner Bros. All Rights Reserved.

あるいは技術の進歩が著しい映画業界において、CGでもやれなくはないことを“それでもこちらの方がリアルだ”として本物にこだわり抜くこと。もしかすると、それはデジタルに傾きがちな映画製作をアナログに繋ぎとめながら、次の世代に“本物で撮る”可能性を提示することになっているのかもしれない。IMAXカメラを商業映画に導入したノーランが、後に続く監督たちに私物のIMAXレンズを貸し出していたというエピソードも、そんな想像があながちありえない話ではないことを思わせるだろう。

映画『ダンケルク』は2017年9月9日より全国の映画館にて公開中。ノーランによる徹底したこだわりと、その紛うことなき技術の高さを大スクリーンで堪能してほしい。

Source:?http://variety.com/2017/film/festivals/christopher-nolan-dunkirk-no-green-screen-1202553547/
c2017 Warner Bros. All Rights Reserved.

 

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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