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『パワー・オブ・ザ・ドッグ』キルスティン・ダンスト&ジェシー・プレモンスは実生活でも夫婦 ─「一緒に仕事をするのが一番好きな俳優は夫」

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』12月1日(水)より独占配信開始

ドラマ「ファーゴ」シーズン2で夫婦役で共演し、実生活でも結ばれた俳優のキルスティン・ダンスト&ジェシー・プレモンスNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)でもまた、ふたりは夫婦役で仕事を共にしている。

物語の主人公は、カリスマ的存在で周囲から恐れられる牧場主、フィル・バーバンク(ベネディクト・カンバーバッチ)。ある日、フィルの弟が未亡人と結婚し、その妻と彼女の息子を家に連れてきた。しかし、フィルは弟の妻と子供に対して酷く執拗な仕打ちを重ねていく。残酷な義兄により心身ともに追い込まれていく妻役を演じたのがキルスティン・ダンストで、威張る兄とは正反対な性格の持ち主であり、結婚したことをきっかけに兄との関係性に歪みが生じていく弟役に扮したのがジェシー・プレモンスだ。実際に夫婦関係であるふたりだからこそ、その生々しさが本作でも滲み出ている。

この先もまた、ふたりの夫婦役としての共演はありそうだ。The Hollywood Reporterのインタビューにてキルスティンは、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のプロデューサーであるタニヤ・セガッチアンに今後のふたりの活動について相談したことがあると語っている。「いくつかアイデアがあって、ジェシーと一緒にまた新たな企画をやりたいと思っています」としながら、「彼は一緒に仕事をするのが一番好きな俳優です」とのことだ。キルスティンにとってジェシーは夫としてだけでなく、ひとりの俳優として尊敬しているということだろう。

本作は、『ピアノ・レッスン』(1993)のジェーン・カンピオン監督による待望の最新作で、ヴェネツィア国際映画祭では銀獅子賞・監督賞に輝いた。The Hollywood Reporterによると、本作のプレミアにてカンピオンは、キャストに夫婦ふたりを起用した理由は宿泊費を節約するためだったと冗談を口にしながらも、キルスティンとジェシーの組み合わせを絶賛していたという。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』では夫婦役で共演しているふたりだが、次回作ではどんな役で共演することを望んでいるのだろうか。再び夫婦役か、それとも全く別の関係性か。引き続きふたりの活動に注目したいところだ。

Netflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、2021年12月1日(水)より独占配信開始。一部劇場にて公開中。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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