ドウェイン・ジョンソンが来日中、新作映画の撮影で ─ 日本の寿司を大満喫、「本当に美しい国」

“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが伝説のレスラー、マーク・ケアーを演じるA24の伝記映画『The Smashing Machine(原題)』の撮影で来日していることがわかった。自身のInstagramで滞在を満喫している投稿を公開している。
本記事掲載時点でドウェインは日本関連の投稿を4つポスト。1つ目の投稿は8月4日、ホテルの一室で撮影されたと思われる動画の中で、ひたすら日本の寿司を賞賛。「地球で最高な寿司だ」と言いながら、テーブルの上に大量に乗った寿司と日本酒の獺祭、そして持参してきたという自身がブランドオーナーを務めるテキーラのテラマナを映し出している。
ドウェインは「もし日本に来たことがなければ、すごくおすすめです。本当に美しい国ですよ」とファンに向けたメッセージも。キャプションでは「さようなら、友達」と日本語で打った言葉を添えて、敬意を示している。
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2つ目の投稿では、東京の街並みを映し出しながら、主演を務める新作映画『The Smashing Machine』の撮影で来日していることを報告。ロケ地は都内や東京近郊で行われているという。動画の中では過去作のプロモーションやレスラー時代の試合で来日したことを振り返りながら、「『The Smashing Machine』は日本との繋がりもある特別な作品です。ここで撮影できるなんて嬉しいですし、日本の皆さんも温かく迎え入れてくださって本当にありがたいです」と感謝を伝えながら、寝る間も惜しんで撮影に挑む意気込みを語った。
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残る2つの投稿では、ジムでひたすら筋トレに打ち込む様子を公開。日本に到着した早朝3時から2時間後の5時にはジムに向かっていたといい、撮影に向けた準備に勤しんでいるようだ。
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『The Smashing Machine』は、MMA(Mixed Martial Arts、総合格闘技)伝説の戦士、マーク・ケアーの実話に基づく“ドラマ”作品。キャリアの絶頂をマークした2000年前後、あの手この手が許された総合格闘団体UFC時代を舞台に、依存症や愛、友情との苦闘が描かれるという。
ケアーといえば2000年、プロレスラーの藤田和之と東京ドームで対戦。当時霊長類ヒト科最強の格闘家とも言われていたケアーを藤田が破ったことが大きな話題となった。果たしてドウェインはこの伝説の一戦を再現することになるのだろうか。
ドウェインのほか共演には、ケアーの当時の妻ドーン・ステープルズ役で、『クワイエット・プレイス』シリーズや『オッペンハイマー』(2023)のエミリー・ブラントが名を連ねる。また、日本出身の総合格闘家・石井慧も本作に出演していることが判明済み。石井は7月上旬、自身のInstagramで撮影がクランクアップを迎えたことを報告していた。
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監督・脚本を務めるのは、『グッド・タイム』(2017)や『アンカット・ダイヤモンド』(2019)を手がけたベニー・サフディ。俳優としても活躍しており、直近では『オッペンハイマー』(2023)に出演した。サフディとドウェインはそれぞれ自身の製作会社を通してプロデューサーを兼任する。
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