ドウェイン・ジョンソンがラッパーデビュー、Tech N9ne新曲で作詞も担当
“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンがラッパー・デビューを果たした。
人気ラッパー・Tech N9ne(テック・ナイン)による新アルバム『ASIN9NE』の収録楽曲「Face Off」に、ドウェインはジョーイ・クール、King Isoとともにフィーチャリング・アーティストとして参加。Tech N9neのレーベル・Strange Musicはミュージックビデオも公開した。
長年にわたるヒップホップファンであり、以前からTech N9neの大ファンだったというドウェインだが、二人が実際に顔を合わせたのは数年前のこと。SNS上でやり取りがあったのち、ドウェインの主演・製作ドラマ「Ballers/ボーラーズ」(2015-2019)のセットをTech N9neが訪れたという。
米Varietyにて、ドウェインは「ヒップホップ・アーティストの友人からは今までにも話をもらっていたけれど、自分が納得できなければいけないと思っていた」と語っている。今回のコラボレーションは、Instagram上でTech N9neからオファーのメッセージを送ったことで実現したもの。「Ballers/ボーラーズ」のセットにてアイデアの打ち合わせが行われたという。
“It’s about tribe, it’s about power. We stay hungry, we devour.(仲間が大事だ、力が大事だ。いつも求めて貪り食う)”、“Black and Samoan in my veins, my culture bangin’ with Strange.(ブラックとサモアの血が流れる、俺の文化がStrangeとぶつかる)”というリリックはドウェイン自身も作詞に参加したもの。Tech N9neとの共同作業でバースが形になり、レコーディングはコロナ禍のなかリモートで実施された。ところで、ラストにドウェインが口にする「Teremana(テレマナ)」とは、ドウェインがプロデュースするテキーラのこと。MVのラストでドウェインが飲んでいるのがそれだ。
なおドウェインは、今後の音楽活動について「ヒップホップ・アーティストやラッパーになりたいという野心はまったくない」とコメント。ただし今回の機会に恵まれたこと、また音楽好きでもあることから、「良い楽曲で、かつ正しいコラボレーションなら是非やりたい。Tech N9neやStrange Musicとはまたやりたいし、別のアーティストとの機会があるようなら、ヒップホップにせよ、ブルースにせよ、アウトロー・カントリーにせよ、ぜひ話して考えたい」との意欲も示している。
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Source: Variety