『ワイルド・スピード』関係修復のドウェイン・ジョンソンとタイリース・ギブソン、「一日おきに」電話する仲に

かつて確執があった『ワイルド・スピード』シリーズのローマン役タイリース・ギブソンとホブス役のドウェイン・ジョンソンは、今では日頃から電話するほどの仲だという。ふたりは、ある対決に夢中になっているようで……。
ドウェインとタイリースの確執は、2017年10月頃より生じたとされている。『ワイスピ』の方向性をめぐり、メインシリーズ継続を希望するタイリースと、ホブス&ショウを主人公とするスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)に進みたがったドウェインとの間で意見の相違が生じた。ドウェインは、タイリースのほかに主演&製作のヴィン・ディーゼルとも険悪な関係にあることが報じられていた。
しかし、2021年6月に事態が好転。タイリースがドウェインと和解したことを米番組で明かしたのだ。この時、タイリースは「少なくとも4時間」かけてドウェインと話し合ったと伝えていた。仲直り後、両者が公の場で一緒にいる姿は目撃されていないが、思った以上に関係性は良い方向に向かっているようだ。米トークショー「エレンの部屋」に出演したタイリースは、司会者代行を務めたティファニー・ハディッシュより、「ドウェインとは良い感じなんですか?」と聞かれると、「一日おきに電話してますよ」と現状を明かした。
「僕たちは本当の意味でまた繋がったんです。ああいった揉め事が落ち着いて、僕たちは前よりも良い人間になったんだと思います。正直電話なんて、いつどうやって出来るようになるのか分かりませんでした。けど、ちゃんと出来た。20回くらいは電話しましたよ。」
今や親友同士のような仲になったタイリースとドウェイン。仲直りの反動なのか、ふたりはある勝負の最中なのだとか。「僕たちはどっちの方が長い留守電を残せるかを勝負してるんですよ」とタイリースは明かしている。
嬉しそうに話すタイリースは、電話口でのドウェインを物まね。「これ毎回なんですけど」と言いながら、「短く済ますね、ブラザー。君が最後に残したボイスメッセージは6分くらいあったから、もう追いつけないよ」と、低くはきはきとしたドウェインの声色を再現する。かなり似ている。なおもマネを続けるタイリースは「あ、やばい、10分もいっちゃったよ、ブラザー。まあいいや、とにかく時間あったらかけ直してくれ」と嬉しそうにドウェインのユーモアを伝えた。
タイリースの話しぶりから、ファミリーは再び固い絆で結ばれた模様。ドウェインは、第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に出演しないようだが、完結2部作となる第10&11作への再登場には期待が高まる。
Source: TheEllenShow