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炎上スリラー『エディントンへようこそ』予告編公開、アリ・アスター新作 ─ 暴力、陰謀論、SNS暴走が全てを焼き尽くす

エディントンへようこそ
(C) 2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.

『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』のA24×アリ・アスター監督最新作、ホアキン・フェニックス主演、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結の注目作『エディントンへようこそ』より、炎上スリラー予告編が公開された。

物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の小競り合いから対立し「俺が市長になる!」と突如、市長選に立候補する。

ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていく。

映像は、保安官ジョーが市長テッドと小競り合いする様子から幕を開ける。「なぜこんな事態に?」街ではコロナ検査で移動が制限、どこに行くにもマスク着用が必須という息苦しい日常。NOマスク主義のジョーは、マスクするしないの諍いから「俺の方が遥かに優れた人間」と宣言し、徹底的なコロナ政策がポリシーの現市長に挑むため、選挙戦へ立候補。自らカスタムした選挙カーを走らせ、“(ロックダウンされた)閉ざされた町”で小さな戦いを仕掛けるが……。

「みんなに監視されている」とうつろな目で訴え、陰謀論に取り憑かれていくジョーの妻、「あなたの痛みは偶然ではない」と寄り添う言葉で住民を煽動する、過激なカルト集団の教祖、さらには、収束の気配を見せない暴動、炎に炙り出される謎の文字“平和なし”。次々と現れるイカれた人々と徐々に混沌を極めていく状況。ついには、他人を思いやろうという発言のそばから「正しいのは俺だけだ」と、マシンガンをぶっ放すジョーの狂気の姿まで。

エディントンへようこそ
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本年度のカンヌ国際映画祭でコンペティション部門に招待され世界中で話題沸騰。主演を務めるのは『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス、前作『ボーはおそれている』に続くアリ・アスターとのタッグとなる。共演は今夏全世界で大ヒットした『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で話題を呼び、A24史上NO.3の大ヒットを記録したロマンティック・コメディ『Materialists』などで人気急上昇中のペドロ・パスカルや、『ラ・ラ・ランド』『哀れなるものたち』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンのほか、『エルヴィス』でゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を受賞したオースティン・バトラー。さらにゴールデングローブ賞受賞の大ヒットドラマ「イエローストーン」シリーズのルーク・グライムス、トニー賞受賞のディードル・オコンネル、『ブルー・ストーリー』で英国アカデミー賞EEライジング・スター賞受賞のマイケル・ウォードら実力派が揃い、アリ・アスター作品史上最も豪華なアンサンブルが実現した。

暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす“炎上スリラー”『エディントンへようこそ』は2025年12月12日公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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