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『ベイビー・ドライバー』エドガー・ライト監督、『007』シリーズへの挑戦に意欲示す ─ ミルクチョコレートなボンド映画?

エドガー・ライト
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9345815579/

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)をもってダニエル・クレイグによるジェームズ・ボンド映画の幕が閉じた現在、次なる主演俳優はもちろんのこと、監督候補にも注目が集まっているところだ。そのひとりとして、『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)『ベイビー・ドライバー』(2017)などのエドガー・ライト監督が意欲を示している。

Happy Sad Confused」にてエドガー・ライト監督は、『007』シリーズは「ダークチョコレートかミルクチョコレート」のいずれかになる傾向があると持論を述べている。“ダークチョコレート”はキャラクターやストーリーを暗く強烈に表現し、“ミルクチョコレート”は少しばかり明るく、そしてキャラクターをよりユーモラスに描くものとのことだ。

エドガー・ライト監督は、“ダークチョコレート”はダニエル・クレイグによるボンド映画とした上で、『007』シリーズの今後としては、“ミルクチョコレート”のボンド映画が登場することを期待しているようだ。「同じことを続けることで得られるものは何もないと思うので、試してみても良いのではないでしょうか」。

監督にはすでに構想があるようで、「もしも誘われることがあれば、その内容で売り込むつもりですよ」という。『007』シリーズへの挑戦に意欲を示しながらも、エドガー・ライト監督は自ら製作陣に売り込む気はないようだ。「僕のメールアドレスは、(プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが)持っていますよ(笑)」。

ユーモアとリズミカルなテンションに乗せながら、スペクタクルなアクションを届けてきた監督なだけあって、“ミルクチョコレート”なボンド映画として、『007』シリーズに新風を巻き起こしてくれそうだ。

ちなみに、『ブレードランナー2049』(2017)『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)などで知られる鬼才監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴも「いずれジェームズ・ボンド映画を作ってみたい、と心から思います」と意欲を示していた。一体、どんな監督が抜擢されることになるのか。引き続き注目しよう。

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Source: The Playlist 

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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