【ネタバレ】『アベンジャーズ/エンドゲーム』ソーとヴァルキリーのシーン、一部削除されていた ─ ルッソ監督が明かす

ソーとヴァルキリーのラスト、短縮されていた
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスの手からアスガルドの民を守れず、弟ロキとヘイムダルを失ったソーは、復讐を誓うもサノスの凶行を止めることができなかった。仲間たちが塵と消えていくのを見つめるしかなかったソーは、その後の5年間、地球に再建された「新アスガルド」にて酒浸りとなり、引きこもることでしかトラウマと対峙できなくなっている。
その間、王であるソーに代わってアスガルドを支えていたのがヴァルキリーだった。クライマックスにおいて、サノス軍との戦いにもペガサスに乗って参戦したヴァルキリーは、物語の最後にアスガルドの新たな王となる。ありのままの自分を手にしたソーは、ヴァルキリーに国を託すと、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのベネター号に乗って宇宙へと旅立っていくのだ。
米国のラジオ局SiriusXMに登場したアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、ソーがアスガルドを旅立ち、ヴァルキリーが見送るシーンを短縮していたことを明らかにしている。アンソニー監督によれば「楽しいシーンだったんですが、タイトなエンディングにしたくて縮めました」ということだ。
「映画の結末で、ソーはヴァルキリーに別れを告げて、彼女にアスガルドを託します。その時、ヴァルキリーがソーの腕に手を置くんです。するとソーがキスするように首を傾けて、ヴァルキリーに“何やってるの?”と言われる(笑)。ソーが“だって、このタッチはさ”と言うと、彼女に“いや、さよならのタップだよ、ただのタップ”と言われて(肩を)叩かれるんです。」
ジョー監督によると、このやり取りはほとんどヘムズワース&トンプソンのアドリブだったそう。アンソニーは「とても面白かったんですが、カットしました」といい、ジョーも「キュートで楽しい場面でしたね」と述べている。さて、いずれ発売されるブルーレイ&DVDに収録されるかどうか…!
ちなみにジョー監督は番組内で、泣く泣く削除したシーンは「ほとんどありません」と発言。ただし本作のクライマックスでは、トニー・スターク/アイアンマンの(脚本上は)重要なシーンが編集段階でカットされていたことも判明済みだ。映画をご覧になった方は、是非そちらもチェックしていただければ幸いである。
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)より全国公開中。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html
Source: SiriusXM