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全米で社会現象の青春映画『エイス・グレード』日本公開決定 ─ SNS世代の恋と葛藤、青春描いて絶賛浴びる

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
© 2018 A24 DISTRIBUTION, LLC

『レディ・バード』(2017)『ムーンライト』(2016)など数々の話題作を手がける新進気鋭のスタジオ「A24」製作、インディペンデント映画界最大の話題作『Eighth Grade(原題)』が、邦題『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』として、2019年9月20日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイントほか全国公開される。

本作は2018年サンダンス映画祭で大喝采を浴び、各国の映画祭で数々の賞に輝いた。バラク・オバマ前米大統領が2018年の年間ベスト映画に選出したほか、『ROMA/ローマ』(2018)のアルフォンソ・キュアロン監督に「ここ最近で一番泣いた映画」と言わしめた一本だ。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ
© 2018 A24 DISTRIBUTION, LLC

全米で社会現象、現代の傑作青春映画が誕生

中学校生活の最後の一週間を迎えたケイラは、「クラスで最も無口な子」に選ばれてしまう。不器用な自分を変えるべく、SNSを駆使してクラスメイトと繋がろうとする彼女だったが、いくつもの壁が立ちはだかる。人気者のケネディは冷たいし、好きな男の子にもどうやってアプローチしていいのか分からない。お節介ばかりしてくるパパはウザいし、待ち受ける高校生活も不安でいっぱい。ケイラは高校生活が始まる前に、憧れの男子や、クラスで人気者の女子たちに近づこうとするが……。

生まれたときからウェブサイトやSNSが当たり前のように存在する、“デジタルネイティブ”な「ジェネレーションZ世代」と呼ばれるティーンたちのリアルな葛藤や恋、父親との関係、そして成長の物語をユーモラスかつ痛烈に、また優しく描いた本作は、公開当初はわずか4館でのスタートながら、口コミ効果によりわずか3週間で全米1084館に拡大公開されるという社会現象的ヒットを記録した。

監督は、今回が監督デビュー作となるボー・バーナム。YouTuber出身の人気コメディアンであり、俳優として『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)などに出演する彼は、青春時代の経験をもとに本作の脚本・監督を手がけた。主人公ケイラ役は『怪盗グルーのミニオン危機一発』(2013)で主要キャラクター・アグネス役を演じ、数々のドラマや映画で活躍する若手女優エルシー・フィッシャー。本作では何度も壁にぶつかり、落ち込んだり悩んだりしながら一歩ずつ前に進んでいく等身大の少女を演じている。

『エイス・グレード』にはアルフォンソ・キュアロン監督のみならず、マイケル・キートンやケヴィン・ベーコン、リース・ウィザースプーンといった名優たちや、『40歳の童貞男』(2005)ジャド・アパトー監督などから絶賛コメントが寄せられている。『ベイビー・ドライバー』(2017)エドガー・ライト監督、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)ショーン・ベイカー監督、『ヘレディタリー/継承』(2018)アリ・アスター監督らが年間ベストに選出するなど、クリエイターの間でも高く評価された一作だ。

映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』は、2019年9月20日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、シネクイントほか全国順次公開

『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/eighthgrade/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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