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ハロウィンにこっそり観たい!鬼才イーライ・ロスが送る恐怖のホラー祭り!

10月も早いもので、もうハロウィンも間近に迫ってきました!
仮装をする?面倒くさい。パーティーに出かける?人混みが嫌。そんな家で引きこもる気満々のみなさん(私もです)せっかくなのでホラー映画祭りを開催してみましょう!
今回は鬼才として知られるイーライ・ロス監督の作品をプレイバック、そして簡単にレビュー致します!

1. ホステル

http://youtu.be/7_fj_YooD6Q

イーライ・ロスの代表作といえばこれですよね。ゴア描写満載の「ホステル」!
バックパックをしている3人の男が、”この世の快楽が全て詰まっている”という噂のあるホステルの出向き、そこでとんでもない目にあうというストーリー。

この「ホステル」で注目したいのが、主人公がまさかの「スーサイド・スクワッド」で炎を自在に操る男エル・ディアブロを演じたジェイ・ヘルナンデスというところ。「ホステル」「スーサイド・スクワッド」両方観たけれど ディアブロを演じていた時あまりにタトゥーだらけでわからなかった!という方も多いかと思います。

メキシカン・ギャングのわりに戦いが嫌いというかわいらしい根暗キャラだったスースクのディアブロ。「ホステル」では炎で1発!なんてこともなく、カタナの日本刀より痛そうなモノに切られそうになりながら頑張っています。以前観たことがある方も「ディアブロ、逃げて〜!」という気持ちで観るとまたおもしろいかと思います。

2. クラウン

子供を喜ばせようと思ってピエロの衣装を身につけた父親、しかしそれが悲劇の始まりだった・・・悪魔の衣装に体むしばまれ、食人鬼と化していく男を描いたお話。

衣装を着たら皮膚と同化し始めて剥がれない!何てことがあったら恐怖ですよね。
「クラウン」は各シーンの余白や色使いが、とてもスタイリッシュでおしゃれだと思います。そしてピエロの衣装がとことん気持ち悪い。
「IT」にしろピエロのルックスって怖いですよね。白塗りだし、目がギョロギョロしてるし、その割に服がポップすぎるし・・・あの不自然な笑顔、ホラー映画に出してくれと言わんばかりじゃないですか。なぜこの主人公の父親も「ピエロ着れば子供喜ぶよね!」となったのかは不思議。

それでもこの「クラウン」グロ描写、ストーリー、映像、とてもバランスのとれたホラー映画だと思います!グロさも「ホステル」のような生々しさはないので、苦手な女性の方でも比較的観やすいかも。

3. ノック・ノック

10月5日にレンタルが開始されたキアヌ・リーヴス主演の「ノック・ノック」。
キアヌ演じる主人公は良き夫であり、良き父親。ある日週末に1人で留守番をしていると、大雨でずぶ濡れになった2人の美女が訪ねてくる。それが全ての悲劇の始まりだった・・・

「マトリックス」「スウィート・ノベンバー」を観てキアヌかっこいい!となってきた私は、小娘2人に翻弄されるキアヌを観てなんともいたたまれない気持ちに。「男ってあの状況だったらみんなキアヌと同じことになる?」と男友達に問いかけたところ「当たり前だろ」と一喝されました。

でもこのキアヌをぎゃふんと言わせる女の子2人、本当にかわいいんです。そして映画のようなこんなにひどいことはしないにしろ、本当にこんな意地悪な子いそうだな…と思えてくる。
男性と女性で観るとだいぶ異なった感想になると思われる「ノック・ノック」、ぜひ同性のお友達とご覧になって頂きたい作品です!

「もうゴア描写のある映画は撮らない」と発言しているイーライ・ロス、それでもタイプは違えど人々の心に”恐怖”を植え付ける作品を届けてくれるはず。こんな恐怖が「トリック・オア・トリート」しに来たら嫌だ!(ノック・ノックの美女2人は別かもしれないですけれど)ハロウィンはイーライ・ロス監督の映画でホラーナイトを楽しみましょう!

Writer

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Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)