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ライアン・レイノルズ『エロイーズ』実写映画で悪役に決定 ─ 有名絵本が原作、「マーベラス・ミセス・メイゼル」製作者が手がける

Eloise (1955 book)

アメリカの人気児童書『エロイーズ』のNetflix実写映画版で、『デッドプール』シリーズのライアン・レイノルズが悪役、新人のメイ・シェンクが主演に抜擢されたことがわかった。米Varietyなどが報じている。

原作『エロイーズ』シリーズ(ケイ・トンプソン作、ヒラリー・ナイト絵)は、ニューヨークの高級ホテル「プラザホテル」の最上階に住む特別な女の子・エロイーズを描いた物語。1955年の初出版以来、計4作が発表されている。2003年にはディズニーでテレビ映画化、2006年にはStarzでアニメシリーズ化された。

新たな実写映画版のあらすじは明かされていないが、原作を基にした「完全オリジナルの冒険物語」になるとのこと。レイノルズは、本作で新たに創作された悪役を演じるという。

監督は、人気ドラマ「ギルモア・ガールズ」や「マーベラス・ミセス・メイゼル」のエイミー・シャーマン=パラディーノが務める。脚本はシャーマン=パラディーノと、ハンナ・マークス、リンダ・ウールヴァートンが共同で担当。レイノルズは自身の制作会社マキシマム・エフォートを通じてプロデュースにも参加する。

本企画はもともとパラマウントで進められていたが、最終的にNetflixが配給権を獲得した。Netflixの長編アニメ&ファミリー映画部門代表ハンナ・ミンゲラ氏は声明にて、「何世代にもわたり愛され続けてきた」エロイーズを「同じようなイタズラ心と魅力を持つエイミー・シャーマン=パラディーノ、ライアン・レイノルズとともに、大胆で愉快で心温まる新たなファミリー映画として、世界に再び紹介できるのは光栄なことです」と語っている。

また、マキシマム・エフォートの製作部門共同代表アシュリー・フォックス氏とジョニー・パリソー氏は、主演のメイ・シェンクについて、「彼女こそエロイーズだと、すぐに確信しました。彼女には輝きとウィット、そして程よいイタズラ心があります」と評した。

製作は、映画化権を保有する独立系スタジオのMRCが統括。ハンドメイド・フィルムズと共同で手がけ、トンプソン財団、イラストレーターのナイト、出版社サイモン&シュスターとも協力して進められる。撮影は、2025年11月よりロンドンで開始予定。

Source:Variety

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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