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エルヴィス・プレスリー伝記映画、主演俳優に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の注目若手が大抜擢 ─ 共演はトム・ハンクス

https://www.instagram.com/p/Bz8sg24Bw6y/ スクリーンショット

“キング・オブ・ロック”エルヴィス・プレスリーと、そのマネージャーであるトム・パーカーを描く伝記映画(タイトル未定)で、主人公エルヴィス役を『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019年8月30日公開)を控える期待の若手俳優オースティン・バトラーが演じることがわかった。

Deadlineによると、本作はエルヴィス・プレスリーがスターダムに上り詰めていくさまを描きつつ、変わりゆく文化の様子や、アメリカから純粋さが失われていく経緯を描くストーリーになるとのこと。エルヴィスのマネージャー、トム・パーカー役は名優トム・ハンクスが演じ、脚本・監督は『ムーラン・ルージュ』(1999)『華麗なるギャツビー』(2013)のバズ・ラーマンが務める。

以前、エルヴィス役の候補として、『ベイビー・ドライバー』(2017)のアンセル・エルゴート、『セッション』(2014)『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のマイルズ・テラー、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズ、そしてオースティンの名前が伝えられていた。知名度の面ではもっとも低かったオースティンが抜擢されるに至ったのは、2018年にブロードウェイで上演され、デンゼル・ワシントンと共演した舞台『氷人来たる(The Iceman Cometh)』で高い評価を受けていたことだったという。

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報道に際し、オースティンは自身のInstagramにて、エルヴィスの名曲「Love Me Tender」の歌詞より“You have made my life complete, and I love you so(僕の人生を満たしてくれた、君を愛してる)”とのフレーズを引用して就任を報告している。

 
 
 
 
 
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“You have made my life complete, and I love you so”

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ラーマン監督は「まぎれもなく正解のキャスティングでなければ、この映画を成功させることはできないと分かっていました」と述べ、エルヴィス役のキャスティングに相当の時間を費やしたことを明かしている。エルヴィスの身のこなし、歌唱力、アーティストとしての繊細な内面を表現できる能力を求めたという監督は、『氷人来たる』の評判を聞き、オーディションやワークショップを繰り返し、オースティンこそエルヴィス役にふさわしいと判断したという。撮影は2020年初旬よりオーストラリア・クイーンズランドにて開始される。

これまで、オースティンはドラマ「マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~」(2013-2014)や「シャナラ・クロニクルズ」(2016-2017)、映画『コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団』(2016)、『エンド・オブ・ハイスクール』(2018)に出演。冒頭に触れた通り、クエンティン・タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演しており、レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピットなど豪華スターたちとの共演を果たした。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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