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きわめて不道徳『エマ、愛の罠』予告編&ポスター公開 ─ 時代を切り開く新たなヒロイン像、俊英パブロ・ラライン監督が描く

エマ、愛の罠
© Fabula, Santiago de Chile, 2019

ヴェネチア国際映画祭、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などを争った『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2016)のパブロ・ラライン監督による衝撃の最新作『エマ、愛の罠』が2020年10月2日(金)に公開される。このたび、日本版予告編&ポスタービジュアルが到着した。

ある悲しい事件をきっかけに、 心のよりどころを失った美しきダンサーのエマ。 振付師の夫・ガストンとの結婚生活が破綻し、絶望のどん底に突き落とされたエマは、 ある思惑を秘めたまま、その魅力によって実直な消防士とその妻を虜にする。不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある秘密が隠されていた。

「私の目的を知ったら、誰もが震えあがる」。公開された予告編では、チリを舞台にエマが次々と危険な行動に手を染めていく。別居中の夫、家族、エマを敬愛する友人たち、離婚のために雇った弁護士、放火現場で出会った消防士……。エマは自分の欲望のため、あらゆる人々を巻き込みながら“ある計画”を遂行していくのだ。魂の叫びを体現するかのように、レゲトンに彩られた世界を浮遊するエマの真意やいかに。

監督は『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で絶賛を受けたチリ出身の気鋭パブロ・ラライン。 米アカデミー賞に輝く『ナチュラルウーマン』(2017)をプロデュースしたほか、コロナ禍の外出制限下に撮影された短編集「HOMEMADE/ホームメード」では製作・監督を担当。次回作として、ダイアナ元妃を描く『Spencer』で監督を務めることも明かされている。

世界規模で映画界を牽引するララインが、既成概念と固定観念を破壊する“新時代のヒロイン”として生み出したのが主人公のエマ。演じるのは、監督と出会って10分後に主演をオファーされたという脅威の新星、マリアーナ・ディ・ジローラモだ。エマの夫ガストン役には、『天国の口、終りの楽園。』(2001)でヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞を受賞したガエル・ガルシア・ベルナル。『モーターサイクル・ダイアリーズ』(2004)や『バッド・エデュケーション』(2004)『バベル』(06)などの話題作に出演し、M・ナイト・シャマラン監督の新作映画にも出演が決まっている。

エマ、愛の罠
© Fabula, Santiago de Chile, 2019

映画『エマ、愛の罠』は2020年10月2日(金)シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町、kino cinéma立川髙島屋S.C.館ほか全国公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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