『1917』サム・メンデス監督最新作『エンパイア・オブ・ライト』2023年2月公開決定&予告編 ─ サーチライト・ピクチャーズとタッグで贈る

『007 スカイフォール』(2012)や『1917 命をかけた伝令』(2019)の名匠サム・メンデス監督による、サーチライト・ピクチャーズ最新作『エンパイア・オブ・ライト(原題)』が2023年2月に日本公開となることが決定した。あわせて予告編映像も到着している。
物語の舞台は1980年のイギリス南岸の静かなリゾート地。本作はそこに生きる人々の絆と、“映画と映画館という魔法”を、力強く、また感動的に描く珠玉のヒューマン・ラブストーリーだ。
主人公・ヒラリー役は、サーチライト作品『女王陛下のお気に入り』(2018)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたオリヴィア・コールマン。そのほか『ブルー・ストーリー』(2019)で英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞した新鋭マイケル・ウォード、そして『キングスマン』シリーズや『英国王のスピーチ』(2010)のコリン・ファースほか、イギリスを代表する名優たちが脇を固める。
監督・脚本を務めるサム・メンデスは、現代演劇界を代表する演出家でありながら、映画界でも『アメリカン・ビューティ』(1999)で作品賞・監督賞などアカデミー賞5部門に輝き、その後も『007 スカイフォール』『007 スペクター』(2015)といったエンターテイメント大作から、観客の感動を呼ぶ佳作・問題作などを幅広く手がける人物。今回は初の単独脚本作品で、自ら「最も個人的な思いのこもった作品」と語る一作だ。

撮影監督を務めるのは、メンデス監督の第3作『ジャーヘッド』(2005)以来の盟友であり、『ブレードランナー 2049』(2017)『1917 命をかけた伝令』で2度のオスカーに輝くロジャー・ディーキンス。
賞レースでの活躍も期待される本作は、2022年9月8日から開催されるトロント国際映画祭でのスペシャル・プレゼンテーションに続き、10月12日には母国・イギリスでのロンドン映画祭にて特別上映されることも決定済み。サム・メンデス監督&サーチライト・ピクチャーズが贈る、映画という“奇跡”と感動のストーリーに期待したい。