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『アベンジャーズ/エンドゲーム』上映時間、あくまで体感時間を重視 ─ マーベル社長「完璧な状態で公開するつもり」

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上映時間について、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が自身の考えを明らかにした。

アンソニー&ジョー・ルッソ監督は、これまで本作の上映時間について「約3時間」との方針を強調してきた。編集作業中の2019年2月時点で、上映時間が3時間に及んでいること、テスト試写では観客から「最高の反応」を得ていることを明かしていたのだ。すでにジョー監督は、「3時間という長さの価値がある作品だと思う」と自信をにじませている。

さて、マーベル・スタジオは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の2時間30分を大幅に超える3時間の映画を送り出すことになるのかどうか。米Colliderのインタビューで、ケヴィン社長はスタジオとしての方針を示している。

きちんと適切な上映時間で公開するつもりです。完璧な状態で、とお伝えしておきますね。映画が必要としている、ぴったりの上映時間になりますよ。(『エンドゲーム』では)あらゆるストーリーが描かれ、あらゆるキャラクターが登場します。真剣な話、私たちは上映時間を管理するとか、そういった発想では考えていません。」

Kevin Feige / ケヴィン・ファイギ
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kevin_Feige_(28556369381).jpg

ここでケヴィン社長は、「すべての映画は1時間45分くらいに感じられるべき」との持論を展開。「90分でも4時間くらいに感じる映画もあれば、3時間30分でも90分のように思える映画もありますよね」と述べて、自身の判断基準と『エンドゲーム』の現状をこう説明した。

「つまり、大切なのは“どのように感じられるか”です。これまで『エンドゲーム』には(編集段階で)いろんなバージョンがありましたが、いま取り組んでいるものは非常に良いと感じていますよ。」

Colliderのインタビュアーは、ケヴィン社長から「『エンドゲーム』3時間説」の真相を引き出すべく、あの手この手で質問を仕掛けている。ところが社長は実際の上映時間を明言することなく、質問をうまくかわしつづけ、ついには「映画が公開される前に、上映時間への注目が集まりすぎだと思います」とコメントしたのだった。作品の秘密主義を徹底するマーベル・スタジオだが、上映時間ばかりが話題になるのも本意ではないのかもしれない。

それにしても、ハリウッドを代表する敏腕プロデューサーであるケヴィン社長が、体感時間でもって作品の長さを判断しているとは…。10年以上にわたって優れた作品、優れたストーリーを発表しつづけてきた裏側には、観客の目線を忘れないこだわりが端々まで詰まっているようだ。

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

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Source: Collider

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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