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『アベンジャーズ/エンドゲーム』上映時間、現時点でも約3時間 ─ 試写を4回実施、観客からは「最高の反応」

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース10年間の到達点、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上映時間が、2019年2月6日現在、約3時間となっていることがわかった。米Colliderのインタビューにてアンソニー&ジョー・ルッソ監督が明かした。

これまでルッソ監督は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上映時間について「3時間くらいになる可能性が高いんです。多くのストーリーから成る、巨大な映画なので」と語ってきた。劇場公開まで3ヶ月を切り、いよいよ製作が大詰めに入っているとみられる現在、ジョー監督は再び「今でも3時間あります」と述べている。

『エンドゲーム』が3時間の映画となる場合、本作はマーベル・シネマティック・ユニバース史上初の“3時間超え”となる。インタビュアーから「スタジオは受け入れてくれそうですか?」と聞かれたジョー監督は、自身のこだわりについて話している。

「スタジオが受け入れるのは(上映時間ではなく)最良のストーリーだと思います。今、映画の製作はうまく進んでいますし、テスト上映の観客からは最高の反応をもらっていて、とても良い感じです。まだ製作は続いていて、作業は終わっていません。
この映画は22本の作品の集大成で、組み込んでいる物語の量がとても多いんです。それに僕たちにとって、エモーションはとても重要。非常に複雑なストーリーを語りつつ、登場人物たちにとてもエモーショナルなシーンを作ろうとすると、ある程度の物量は必要になるんです。この映画は、3時間という長さの価値がある作品だと思いますよ。」

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』および『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2017年1月から撮影が連続で実施され、『エンドゲーム』の本撮影は2018年1月に終了。同作の再撮影・追加撮影は2018年9~10月に実施されたほか、2019年1月中旬にも行われていたことが判明している。ルッソ監督は2019年3月の完成を目指して仕上げ作業を進めており、最後に必要となった場面を追加するなどの調整に入っていたようだ。

ちなみにアンソニー監督によれば、『エンドゲーム』の試写はすでに4度にわたって実施されているとのこと。3時間という長さについては、「(試写の)最初の3回、上映中にトイレへ行った人は一人もいなかったですよ」と語っている。インタビュアーが「休憩は用意しますか?」と尋ねたところ一同は笑っているが、いやいや、意外と笑いごとじゃないんですよ…!

映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー

『アベンジャーズ/エンドゲーム』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-endgame.html

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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