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『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ウルトロン合体、巨大化の案あった ─ 最強のインド映画『ロボット』の影響で

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
Disney/Supplied by LMK 写真:ゼータイメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズ11作目であり、『アベンジャーズ』第2弾である『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)に、とんでもないアイデアが存在していたことがわかった。クライマックスで、ウルトロンが合体して巨大化する可能性があったのだという。

これはジョー・ルッソ監督が『アベンジャーズ/エンドゲーム』プレスツアーのためインドを訪れた際、現地メディアに語ったもの。合体巨大化の案は、2010年に本国公開され、その強烈なインパクトで日本でも話題を呼んだ『ロボット』の影響だ。

インド映画『ロボット』とは

『ロボット』はインド映画としては破格の37億円を費やして製作されたSFアクション映画で、日本版ポスターに掲げられたキャッチコピーは「ワケわからんが面白い」。恋に破れたロボットが殺人兵器として蘇り、自らのレプリカを大量生産して暴走するという映画だ。『マトリックス』のネオのように全身黒ずくめのおっさんロボットがウジャウジャと合体する映像は一度観れば忘れられない。巨大な球になって高速回転したり、一瞬で壁状や棒状に変形して軍をなぎ倒したり、しまいには巨大なヘビや巨人になって大暴れするという、やりたい放題の一作である。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は、あろうことかこの作品に影響を受ける可能性があったというのだ。「明日の記事の見出しはコレですね。“『ロボット』が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のクライマックスに影響を与えかけていた” 。」監督はこう続ける。

「『ロボット』で、ロボットたちが蛇型に合体するところがあるじゃないですか。ウルトロンも、巨大なウルトロン型に合体するという(案があったんです)。でも、時間の都合でカットしました。」

マーベル、インド市場を重要視

ちなみに『エイジ・オブ・ウルトロン』で実際に監督を務めたのはジョス・ウェドンであり、あくまでもルッソ兄弟はクレジットされていない。そのため、「ウルトロン合体巨大化案」が実際にどのようなトーンで検討されていたかは定かではない。

しかし明らかなのは、MCUが現在インド市場を重視しているという事実だ。実際に、『エンドゲーム』プレスツアーで最初に訪れたのがインドの地だった。

インドは非常に重要で、マーベル世界にとって最速ペースで成長しているマーケットです。」ジョー・ルッソ監督にここまで言わしめる理由は、インドのマーベル・ファンの熱気だ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のソー登場シーンに対する観客のリアクション動画を見たというルッソ監督は「まるでサッカー・スタジアムのような盛り上がりだった」と驚く。『エンドゲーム』の製作に疲れた時は、その動画を繰り返し観て「元気をもらっていた」ほどだ。

なお現在監督はインド女優でミス・ワールド優勝者のプリヤンカー・チョープラーとの仕事を熱望しているようで、「もしかしたら彼女とお話できるかもしれないんです。何の話かはまだ言えませんけど」とのこと。もしや、今後のMCU作品に関係するものか、はたまた全く別の作品か。いずれにせよ、インドには今、熱い風が吹いている。

Source:hindustantimes

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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