『イコライザー THE FINAL』未公開シーンでマッコールさんの名言炸裂 ─ 「勇気とは、ライオンの雄叫びではない」

伝説の仕事人ロバート・マッコールさんの容赦なき戦いが描かれる『イコライザー THE FINAL』の未公開シーンが、米Colliderにて公開された。マッコールさんの染み入る格言を聞くことができる。

この削除シーンは、シチリアにて街の人々がマフィアの襲撃を受けた後の場面。地元警官のジオ・ボヌッチが「家族を守ることができなかった。自分には勇気が足りなかった」とマッコールさん（デンゼル・ワシントン）に弱音を吐く。

口を固く結んで聞いたマッコールさんは、ボヌッチに「辞めるのか？諦めるのか？」と尋ねる。若きボヌッチが「そんなつもりでは……」と言い淀むと、マッコールさんは深みのある言葉と共に畳み掛ける。

「“恐ろしさ”とは感情。“勇ましさ”とは行いだ。勇気とは、ライオンのような雄叫びの声のことではない。朝、お前を起き上がらせ、バッジをつけさせる、内なる声のことだ。」

Denzel Washington reminds a young man about the true meaning of courage in this #TheEqualizer3 deleted scene: pic.twitter.com/T2efL7QbJE

— Collider (@Collider) October 10, 2023

マッコールさんは穏やかな友人であり、容赦なき仕事人であり、アントワーン・フークア監督に言わせれば侍であり、そして悟りの境地に至った聖人だ。このシーンは『イコライザー THE FINAL』からはカットされたが、本編では他にも、人々にさまざまな格言を与えている。前作『イコライザー2』では、ギャングごっこに憧れる悪ガキに「お前は死を知らない！」と凄んでみせた。

映画『イコライザー THE FINAL』は公開中。THE RIVERが行ったフークア監督へのインタビューによれば、本作は本当にシリーズ最終作になるという。

Source:Collider