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『死霊のはらわた』新作映画、サム・ライミ&ブルース・キャンベル製作で正式始動 ─ 疎遠だった姉妹、悪魔と命がけバトル

死霊のはらわた リターンズ
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スプラッター・ホラーの金字塔『死霊のはらわた』シリーズの新作映画『Evil Dead Rise(原題)』が正式始動だ。米HBO Max作品として製作されることがわかった。米DeadlineVarietyなどが報じている。

『死霊のはらわた』は1981年に第1作、1987年に続編『死霊のはらわたII』、1993年に第3作『キャプテン・スーパーマーケット』が製作された。その後、2013年にはリメイク版映画『死霊のはらわた』、2015~2018年にはオリジナル版映画の30年後を描く続編となるドラマ「死霊のはらわた リターンズ」が発表されている。このたび正式始動を迎えた最新作は、2019年10月にシリーズ生みの親であるサム・ライミによって企画の存在が明かされていた。

前3作で主演を務めたアッシュ役のブルース・キャンベルは登場せず、2013年版『死霊のはらわた』と同様に女性が主人公となる。舞台は従来の森小屋から都市部に移動。悪魔の出現により久々の再会を果たした姉妹が、生き残りをかけた命がけの戦いに身を投じていく物語が描かれる。姉妹役には、『ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡』(2017)のリリー・サリバンと、「ザ・ミスト」(2017)のアリッサ・サザーランドが起用された。

キャンベルは製作として、ライミは製作総指揮として参加。監督・脚本は、『ホール・イン・ザ・グラウンド』(2019)のリー・クローニンが務める。撮影はニュージーランドで実施予定。ポストプロダクション(撮影後作業)は、アイルランドにて行われる。なお、米国ではHBO Maxにて配信され、イギリスではCanal Plus局、フランスではMetropolitan局が配給権を獲得した。HBO Max非対応国では、劇場公開の可能性もあるという。

正式始動にあたり、生みの親であるサム・ライミは、「第1作公開から40年後、『死霊のはらわた』を本来のホームであるNew Line Cinema(歴代シリーズの製作会社)で蘇らせることができてワクワクしています」とコメントを発表。「フランチャイズの不朽の遺産を引き継いでいく映画監督として理想的なストーリーテラーであるリー・クローニンとご一緒できることにも興奮しています」。

Source: Deadline,Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。