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「ワンダヴィジョン」脚本家、マーベル・スタジオ&20世紀テレビジョンと包括契約を締結

ワンダヴィジョン
© 2020 Disney and its related entities

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」(2021)の脚本・製作総指揮を務めたジャック・シェイファーが、マーベル・スタジオ/20世紀テレビジョンとの包括契約を締結したことがわかった。米Deadlineなどが報じている。

発表によると、シェイファーは両スタジオとの間で、3年間にわたるテレビ作品の独占包括契約に合意した。マーベル・スタジオの企画はディズニープラス(Disney+)を対象としたもの、20世紀テレビジョンの企画はプラットフォームを問わないものとなる予定だ。評価・視聴数ともにめざましい成績を収めた「ワンダヴィジョン」を経て、シェイファーがディズニー・ブランドからの信頼をつかんだことがうかがえる。

シェイファーは「ワンダヴィジョン」のほか、ディズニー・アニメーション・スタジオ製作『アナと雪の女王/家族の思い出』(2017)で脚本を執筆し、MCU映画『ブラック・ウィドウ』(2021)の原案を担当。ディズニー以外では、MGM製作のアン・ハサウェイ&レベル・ウィルソン主演作『ザ・ハッスル』(2019)の脚本に参加したほか、自身の脚本・監督作『タイマー(原題:TiMER)』(2009)もある。

ちなみにマーベル・スタジオは、今後もディズニープラスで多数のテレビ作品を企画中。シェイファーが今後のMCUにおけるキーパーソンの一人となったことは、もはや確かといっていいだろう。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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