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オビ=ワン役ユアン・マクレガー、『ハン・ソロ』サプライズ・シーンで大はしゃぎしていた

スターウォーズ
© Face to Face/Photoshot ゼータイメージ

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)では、ファンにとっては嬉しいサプライズが隠されていた。本作のプレミア上映でこれを見ていたオビ=ワン・ケノービ役のユアン・マクレガーも大はしゃぎだったようだ。出演者のインタビューで語られた。

注意

この記事には、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のネタバレ内容が含まれています。

このサプライズとは、『エピソード1/ファントム・メナス』(1999)で活躍したシスの暗黒卿、ダース・モールの登場。強靭でしなやかな身体能力とダブル=ブレード・ライトセーバーを巧みに扱うキレのある剣術でジェダイの2人を圧倒、クワイ=ガン・ジンを破った。その直後にオビ=ワン・ケノービがマスターの仇を取り、モールは身体をふたつに斬られて反応炉のシャフトに落下した。

実はこの時モールは生き延びており、機械の下半身を移植し、銀河の裏社会で暗躍していた。『ハン・ソロ』劇中で謎に包まれていた犯罪組織クリムゾン・ドーンを率いるその人こそ、モールだったのである。

『ハン・ソロ』では、ドライデン・ヴォスの死を伝えるキーラのホログラム通信に登場。まさに予想外のサプライズ登場となった。

『ファントム・メナス』に引き続きモールを演じたレイ・パークがThe Star Wars Showで語ったところによれば、かつての対戦相手でありモールの運命を斬り落としたオビ=ワン・ケノービ役のユアン・マクレガーとは、本作プレミアにてこのシーンを近くの座席で一緒に鑑賞していたという。モールがスクリーンにまさかの登場を果たした瞬間、声だけでその主が分かったユアンは大はしゃぎ。自分のスクリーン登場まで「怖くて緊張していた」というレイを「イエーイ!イエイイエイイエーイ!」と大喜びしながら肩組みハグで讃えたという。当のレイ本人はその瞬間を、目を丸くしながら「自分の場面を観たいんだけど…」振り返った。

今なお人気のダース・モール役に喜び

レイ・パークさん
2015年来日時のレイ・パーク。©THE RIVER

なお、ユアンの熱狂的なリアクションは、レイに1999年の『ファントム・メナス』当時のことを思い出させたようだ。『ファントム・メナス』時もモール登場の場面でやはり劇場内が湧いていたといい、一緒に観ていた息子からは「こんな映画に出てたの?」と驚かれたそう。

驚きと言えばもうひとつ。『ファントム・メナス』でダース・モールを演じた当時、レイ・パークはわずか22歳だったという。今なお新たなファンを生み続ける『スター・ウォーズ』文化をレイは「信じられないこと」と喜んでおり、「小さな男の子や女の子がダース・モールの格好をしてやって来て、ライトセーバーをスピンして見せてくれるなんて、素晴らしいことですよ」と語った。鬼のようなダース・モール役からは想像もつかない、気の良さそうな笑顔を見せながら。

Source:The Star Wars Show
© Face to Face/Photoshot ゼータイメージ

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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