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『エクソシスト』続編3部作映画が新たに製作決定 ─『ハロウィン』監督が就任、母親役エレン・バースティンが復帰へ

『エクソシスト』
© The Hollywood Archive 写真:ゼータイメージ

映画史に刻まれる名作ホラーシリーズ、『エクソシスト』の新たな3部作映画が製作されることが正式発表された。『ハロウィン』シリーズを現代に蘇らせた鬼才、デヴィッド・ゴードン・グリーンが1作目の監督として就任。米Hollywood Reporterなどが報じている。

『エクソシスト』シリーズは、少女に憑依した悪魔と神父の壮絶な戦いを描いた作品だ。1973年に公開された第1作目は、その年の米国興行収入にて第1位を記録。ホラージャンルとしてアカデミー賞に初めて選出される快挙も果たし、全10部門にノミネートしたうち、脚色賞と音響賞にまで輝いた。その後続編としては、『エクソシスト2』(1977)『エクソシスト3』(1990)を発表。もっとも『エクソシスト3』は、『エクソシスト2』ではなく『エクソシスト』の続編という位置づけだ。さらに1作目の前日譚映画、『エクソシスト ビギニング』(2004)も存在する。

新たな3部作の物語については明かされていないが、グリーン監督は以前、取材などから多くの研究を重ねたのち脚本を書き終えたと報告した上で、オリジナル版の続編になることを予告していた。またキャストとしては、クリス・マクニール役のエレン・バースティンが復帰することが今回発表されている。1作目で悪魔に取り憑かれた娘の母親役に扮していたエレンが、次回作では一体どんな役割として再登場するのか気になるところだ。そのほかのキャストには、『ハリエット』(2019)などのレスリー・オドム・Jr.が参加している。演じる役柄については不明だ。

グリーン監督とともに脚本を執筆したのは、『レディ・ソルジャー』(2014)のピーター・サットラー。製作総指揮には監督のグリーンをはじめ、『ゲット・アウト』(2017)などのジェイソン・ブラム、『ハロウィン』シリーズのダニー・マクブライド、『アップグレード』(2018)のクーパー・サミュエルソンらが名を連ねている。1作目の米国公開日は、2023年10月13日。劇場公開とともに、NBCによるストリーミングサービス「Peacock」にて独占配信される見込みだ。

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Source: Hollywood Reporter , Games Rader+

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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