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『エクスペンダブルズ』第4作、製作費が前作より倍以上に ─「CGはあまり使っていません」

ドルフ・ラングレン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7588428950 | Remixed by THE RIVER

ジェイソン・ステイサムシルベスター・スタローンらアクションスターが豪華共演する、『エクスペンダブルズ4』は前作より2倍の製作費がかかっているようだ。

本作には、これまでのシリーズ作品に引けを取らないほどの豪華俳優陣が集結した。常連組からはジェイソン・ステイサム&シルベスター・スタローンのほか、ドルフ・ラングレン&ランディ・クートゥアが復帰。シリーズ初参加となる俳優陣には、トニー・ジャーやイコ・ウワイスをはじめ、50セントことカーティス・ジャクソン、ミーガン・フォックス、そしてアンディ・ガルシアらが名を連ねている。

おなじみのエクスペンダブルズを描く物語となるが、バーニー・ロス(スタローン)が主人公の過去作とは異なり、リー・クリスマス(ステイサム)に焦点を当てる最新作。主人公が異なるわけだが、それ以外ではどんな点が異なるのだろうか。PopCultureのインタビューにてラングレンは、「製作費が確実に大きくなっている。少なくとも前作より2倍だと思います」と説明している。

まずは、これまでのシリーズ作品の製作費を振り返ってみよう。『エクスペンダブルズ』(2010)は8,000万ドル、『エクスペンダブルズ2』(2012)は1億ドル、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)は9,000〜1億ドル。つまり本作の製作費は、2億ドルにおよぶものになっているということだ。

つづけてラングレンは、「アクション映画の多くは最近、スーパーヒーローをベースにしていて、若い観客向けのものが多いです。だから血も出ませんし、誰かが殺されることもありませんし、別世界に追放される人もいます」と持論を展開した上で、『エクスペンダブルズ4』については、「オールドスクール」と表現。オールドスクールとは、“古き良き”といった意味などを持った言葉で、「人が吹き飛ばされますし、撃たれますし、俳優たちによるリアルのバトルとスタントまであります」「CGはあまり使っていません」と予告している。リアルでスペクタクルなアクションに注目だ。

本作の撮影は、2021年9月より開始されており、2021年12月には、Facebookにてトニー・ジャーが撮影終了を報告していた。キャスト全員の撮影が終了しているのかは定かでないが、すでにポスト・プロダクション(撮影後作業)に入っている可能性もある。

Source:PopCulture

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。