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『ファンタビ』撮影中のエズラ・ミラー、『ジャスティス・リーグ』追加撮影にZoomで参加

ジャスティス・リーグ
JUSTICE LEAGUE and all related pre-existing characters and elements TM and © DC. Justice League and all related new characters and elements TM and © Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)フラッシュ/バリー・アレン役のエズラ・ミラーが、“スナイダー・カット”こと「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」の追加撮影に、『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の撮影地であるイギリス・ロンドンからリモート参加したことがわかった。ザック・スナイダー監督が明かした。

『ファンタスティック・ビースト』第3作の撮影が始まったのは2020年9月20日(現地時間)のこと。その約1ヶ月後にあたる10月末、スナイダーは『ジャスティス・リーグ』を自身の初期構想に基づいて再創作する「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ」の追加撮影に入っている。Beyond The Trailerにて、スナイダーはエズラの再撮影を振り返った。

「(追加撮影で)エズラのショットも撮らなければいけなかったんですが、彼は『ファンタスティック・ビースト』でロンドンにいるので、方法はひとつだけ。残念ながらパンデミックのためにロンドンに行けなかったので、Zoom越しで再撮影をやりました。『ファンタスティック・ビースト』のチームにスケッチを送って、“こんな感じでやってほしい”と。」

スナイダー監督によれば、ロンドンでエズラと撮影チームがスタンバイし、iPad越しの演出に基づいて、実際の撮影は現地のスタッフが実施したとのこと。監督のためにモニター3台が用意され、セットの様子をくまなく見ることができたほか、iPadはリモコンで動くスタンドに装着されており移動もできたとか。「わずかな撮影でしたが、とてもうまくいきました」とスナイダーは手応えを語っている。コロナ禍の障壁を見事にクリアし、リモート撮影を成功させたというわけだ。

“スナイダー・カット”の追加撮影には、バットマン/ブルース・ウェイン役のベン・アフレック、サイボーグ/ビクター・ストーン役のレイ・フィッシャー、メラ役のアンバー・ハード、デスストローク役のジョー・マンガニエロ、『スーサイド・スクワッド』(2016)ジョーカー役のジャレッド・レトらが参加したとのこと。エズラはリモートでの参加となったが、画面上では合成によって共演している可能性も十分にある。ちなみに、監督によれば追加撮影されたシーンは4~5分とのこと。エズラの追加撮影カット、気づくことができるか?

「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」は2021年にHBO Maxにて米国配信予定。世界各国でのリリースも計画されている。

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Source: Beyond The Trailer

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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