エズラ・ミラーが謝罪文を発表、逮捕・起訴を受けて ─ 『ザ・フラッシュ』ワーナーが治療支援へ

DC映画のフラッシュ/バリー・アレン役や『ファンタスティック・ビースト』クリーデンス役などで知られる俳優のエズラ・ミラーが、自身の逮捕や起訴を含む近年の不祥事について謝罪文を公開した。
ミラーは2022年3月、ハワイにて治安びん乱行為とハラスメント違反のため逮捕。翌月にもハワイで第二級暴行罪のため逮捕され、6月には、過去に暴行や脅迫などにより少女を支配したとして少女の両親から告発を受けていた。その後、8月7日(米国時間)には留守中の住居から酒瓶を盗み出したとして“重罪強盗”での起訴を受けている。
8月15日(米国時間)、ミラーは一連の不祥事を受け、自身の代理人を通じて米Varietyに謝罪文を送付した。以下がその内容となる。
「最近の極めて危険な状況を経験したことで、私は自らが複雑なメンタルヘルスの問題を抱えていることを理解し、治療を開始しました。過去の行いによって怖がらせてしまった、また苦しめてしまった全ての方々に謝罪します。健康かつ安全、また実りある人生のステージに戻るため、現在しかるべき作業に取り組んでいます。」
今回の報道によると、ミラーが専門家の支援を受けるにあたっては、主演映画『ザ・フラッシュ(原題)』の公開を控えるワーナー・ブラザースがサポートに入っているとのこと。ミラーの逮捕後、『ザ・フラッシュ』の扱いにあたって苦しい立場にあったワーナーは、ミラーが支援を受けるかどうかを含め、今後のシナリオを複数検討していると伝えられていた。
なお、ミラーは重罪強盗での起訴を受け、罪状認否のため9月26日に高等裁判所へ出廷する予定。映画の公開などをめぐっては、ミラーに対する法的判断も大きな要素になると考えられる。
Source: Variety